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【コラム】<地震、土砂・浸水>被災地の衛生管理で気をつけるべき事

更新日 : 2018/7/9

 

西日本を中心とした記録的な大雨の影響で、9日朝までに88人が死亡、37人が安否不明になるなど、各地で被害が拡大しています。心身ともに不安定になった被災者は健康維持のために、どのようなことに気をつけるべきなのでしょうか。天災はいつ・どこ・誰にでも起こりうることなので、日頃から個々に意識を持つことで二次被害が少しでも抑えられるかもしれません。

健康維持のための6つの注意点(沖縄県立中部病院感染症内科副部長の高山義浩氏より)
1、 安全な水を飲用する
井戸水などは汚染されている可能性があります。水質検査で確認されるまでは飲まないようにしましょう。出来ればペットボトルのお茶や飲料水を活用するのが一番安全です。
2、 トイレ使用のルールを守る
避難所のトイレなど、被災地の限られた人員と資源でトイレの清潔を保つことは困難です。はじめから「トイレは不潔なものだ」という認識を持ち、トイレの後に手洗いをしっかりする、トイレと居住空間の履物を別にするなどの対策が有効だと思います。
3、 症状がある時は、早めに医師に相談
災害の時には、皆が苦労しているということで、自分のことを後回しにしてしまう傾向があります。特に日本のお年寄りはそうですけれども、感染症については、早期に診断して、早期に治療することが有効です。
4、 破傷風の予防
土壌中に生息する破傷風菌が、傷口から体内に侵入することで感染することによって発症する破傷風。特に手足に傷があるときには、傷を覆うなどの処置を受けるようにしてください。菌の曝露後でも予防できるワクチンがあります。傷口を土壌に汚染させてしまったようなときは、救護所の医師に相談されることをお勧めします。
5、 お年寄りの脱水や誤嚥性肺炎などを防ぐ
食事量を減らして体力を落としたり、脱水症状になったり、トイレを我慢したりといったことが原因で誤嚥性肺炎や、尿路感染症、床ずれに細菌感染が合併するといった問題が起こります。
例えば、高齢者が避難所の床面に直に座って(あるいは寝転がって)食事をすることがないよう、避難所の中にテーブルと椅子を用意して、共同の食事スペースを設けることも有効です。
これは正しい姿勢で食事をすることによる誤嚥予防になるばかりでなく、被災者が一緒に食事をすることで心のケアにも活かされるかもしれません。
6、なるべく体を動かす
避難所まで歩いて避難してきたはずの高齢者が、いつしかオムツをつけられ、やがて寝たきりとなってしまうことも少なくありません。不活発になってしまう背景には、災害による心理的な要因もありますが、避難生活の環境要因が見過ごされてきたこともあるでしょう。
雨が止んでいる時は、できるだけ避難所の外で生活必需品を配布するようにして、歩ける方には歩いて取りに行っていただくなど、なるべく通常の生活に近い形で基本的動作の能力を維持してもらう工夫が必要です。


また、水害で下水道などの汚水が流れ込むことで、細菌やカビの繁殖などが進み、感染症が発生する危険性もある。そのため、屋内外の消毒が大切です。
水害後の「消毒」のために。持っておきたい身近な2つのもの
1.逆性石けん
塩化ベンザルコニウムが含まれ医療機器の消毒や食中毒対策などに用いられます。
2.家庭用塩素系漂白剤
次亜塩素酸ナトリウムが含まれノロウイルス対策などにも有効。
いずれも希釈するなどの準備が必要ですが、材料は日常的に使用できるものなので、日頃からストックしておいてはいかがでしょうか?
(参考-BuzzFeed Japan)

 

 

【参考】食品衛生洗浄・トイレ洗浄方法

 


(マニュアル当社製バリアス-1S使用)

 


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