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【コラム】日本でも要注意 ライム病ってどんな病気? 

更新日 : 2020/1/14

歌手のジャスティン・ビーバーさん(25)が8日、インスタグラムへの投稿の中で、感染症のライム病と診断されていたことをこのように告白しました。
「ジャスティン・ビーバーは××××みたいだとか薬物をやっているとか言う人も多かったけれど、そういう人たちは分かっていない。僕が最近になってライム病と診断されたことを。それだけでなく、皮膚や脳の機能、エネルギー、全般的な健康に影響する慢性疾患の深刻な症状を抱えていたことも」

ライム病は一般的に、シュルツェマダニなどのマダニが媒介する細菌によって感染します。
シュルツェマダニは寒い地域に分布しており、日本国内では、北海道にお住まいの方はもちろんのこと、本州でも標高の高い地域に暮らしている方、あるいは登山をされる方もライム病に要注意です。

ライム病が疑われる症状が出現したら、早めに病院を受診して抗菌薬の治療を受けることが大事です。初期には皮疹のみの症状ですが、無治療で放っておくと関節炎や神経症状などが出現することのある疾患です。ジャスティン・ビーバーさんがそうであったかどうかは分かりませんが、ライム病に罹った方のうち10%くらいの方は「ライム病後症候群」という半年〜年単位で続く頭痛、だるさ、関節痛、抑うつなどの慢性症状が現れることがあります。

ライム病を防ぐ最も大事なことは、当たり前ですがマダニに刺されないことです。
マダニによる感染症として国内ではライム病の他にもSFTS(重症熱性血小板減少症候群)、日本紅斑熱、Borrelia miyamotoi感染症、ヒト顆粒球アナプラズマ症、ダニ媒介性脳炎、バベシア症などの報告があります。春になれば登山を楽しむ方もいらっしゃると思いますが、ハイキング、農作業など、山や草むらで活動する際にはマダニに刺されない服装をすることが重要です。野外活動後にはマダニに刺されていないかお風呂に入ったときなどに体の隅々まで確認しましょう。
 
 

 


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