HOME » お知らせ
お知らせ

【コラム】“ハチ”の仕事を“ハエ”が助ける!?イチゴ農家が驚きの秘策

更新日 : 2020/3/2

イチゴなど、花の受粉を助けてくれる昆虫といえば、ミツバチ。いま、ある昆虫でその役目を補おうという動きが…。
岐阜県可児市にある岐阜県農業大学校。
イチゴを育てるビニールハウスの中では、ハチを使った受粉作業の真っ最中。
しかし、ハチではない昆虫の姿も。よく見ると、花にとまっているのは「ハエ」。
この実験の仕掛け人は年間2億匹以上ものミツバチを全国へ出荷する岐阜市の会社「アピ」。ハチに携わって100年以上という歴史ある会社です。
アピの中野さんによると、ハチは寒さに弱く、雨の日、曇りの日、太陽がないと飛べないが、ハエは曇りでも雨でも飛べるので、ハウスに入っていると、よく受粉をするとのこと。
つまり、ハウスにいたハエが、ミツバチと同じ役割をしていたのです。
受粉用のハエは、ハウスの中にさなぎを入れたカップを置いておくだけ。ふ化した順に飛び立ちます。ふ化したハエは、蜜を食べようと動き受粉を進め、ペタペタと動き回ることでイチゴの形もよくなるといいます。
ハチが苦手とする寒い日や雨の日でも活発に動くうえ、ハウスで育てるので、雑菌も少なくクリーンだといいます。
さらにハエには、ハチのように刺さないことも魅力のひとつ。つまり扱いやすいのです。
養蜂家の減少を食い止める鍵にもなりえる、ハエ。
ただハエの唯一の難点はイメージだけだという。
イチゴを安定生産するために、ハエが活躍するには農家と消費者のイメージチェンジが課題のようです。


 


知ってて役立つ「耳より情報」はコチラから!

 


<< 先頭の記事へ < 1つ新しい記事へ 1つ古い記事へ > 最終の記事へ >>