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【コラム】白浜パンダ、子だくさんの理由…中国に次いでトップ

更新日 : 2018/10/18

和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」(以下AW)で8月、メスのジャイアントパンダの赤ちゃんが生まれ、飼育するパンダが6頭になった。AWで誕生したのは、生後すぐ死んだ1頭を除き16頭目。実績では国内で断トツの記録を更新中で、本場・中国でも注目されつつある。AWは9月13日から、赤ちゃんパンダの一般公開を開始。母親の良浜(ラウヒン-18歳)に抱かれた姿を見ようと、多くの入場客が連日、列を作っている。父親の永明(エイメイ-26歳)がくつろぐ姿や、2~3歳のパンダ3頭が遊ぶ様子も観察できる。国内で全10頭のパンダを飼育するのは計3施設。上野動物園に3頭、神戸市立王子動物園に1頭。全10頭中6頭がAWにいることになる。パンダはフランスやアメリカなどでも飼育されているが、中国以外の施設での飼育頭数・繁殖実績共にはAWがトップという。



成功の要因の一つは、中国側との強い連携にある。AWではスタッフが中国の現地サポートと電話で報連相。今回の赤ちゃんについては、出産前から中国から応援が駆けつけ、健康管理をサポートした。さらに飼育部の熊川智子課長は、AWの強みとして「多数の出産実績で蓄積してきた豊富なデータ」を挙げる。パンダは交配期間が年2~3日しかなく、相性が合わないなどの理由でタイミングを逃せば翌年までチャンスはない上に、生後間もなく死ぬケースも多く、上野動物園では5頭のうち2頭がすぐに死んだ。AWでは「メェ、メェ」と声を上げる「恋鳴き」の頻度や、細かな動作など膨大な情報を保存。日頃の気温や食事量、睡眠時間などもデータベース化しており、「どんな条件で、どんな兆候があればベストか。データに基づいて判断できる」と、熊川課長は胸を張る。
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