猛毒を持ち、その被害が毎年報告されているスズメバチやアシナガバチ。
このスズメバチとアシナガバチは、外見が似てると言われていますが、実際はどうなのでしょうか。
アシナガバチやスズメバチは実は見た目も巣も違いがあるため、すぐに見分けがつくようになっています。
今回は、アシナガバチとスズメバチの見分け方について見ていきましょう。
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アシナガバチとスズメバチの見分け方
アシナガバチとスズメバチの見分け方としては、いくつかありますが、代表的なものを挙げていきましょう。
・体の色
アシナガバチとスズメバチの見分け方として、体の色による見分け方が出来ます。
スズメバチは体の色がオレンジ色で、アシナガバチは黄色い体をしており、色の系統は似てるところがありますが、区別できます。
・体の大きさ
体の大きさの違いもあり、アシナガバチは大体大きくても25mmほどですが、スズメバチは大きいもので40mmほどあり、体の大きさでスズメバチかアシナガバチかを判断することが可能です。
・巣の形状
巣の形状からもアシナガバチかスズメバチかを判断することができ、これが一番簡単です。
アシナガバチは巣穴が見える状態の巣を作りますが、スズメバチは巣穴が見えないように覆われた丸形の巣を作るため、見た目の違いがハッキリとしています。
アシナガバチの特徴
アシナガバチは、スズメバチよりもおとなしい性格をしており、自分から攻撃してくることはほとんどありません。
ただし、毒は強力です。
スズメバチの特徴
スズメバチはアシナガバチよりも狂暴で、時にアシナガバチの巣を襲うこともあります。
素早い動きで攻撃性が高いため、近くに巣を見つけた場合などは近づかない方が良いでしょう。
アウトドアシーズンになると、釣りやキャンプに行った際にハチの巣を見つけることがありますが、皮で覆われたハチの巣は、狂暴なスズメバチの巣の可能性が高く、近くに行くことでハチから攻撃を受けてしまう可能性があります。
ハデな色の服装や、香水などをつけていくと、ハチは寄ってきますので、そのような服装や香水をつけていくことなどは避けるべきでしょう。
近くで出逢ってしまったら？
万が一、近くでアシナガバチやスズメバチを見つけたら、近づいたり駆除しようとしたりせずに、専門業者に連絡をして駆除の依頼をしましょう。
そのまま放置していると、そのハチが女王蜂であった場合、巣を作り、子を産む可能性があります。
そうなると、沢山のアシナガバチやスズメバチが周りをウヨウヨすることになるので、早めに対処をしましょう。
ハチの駆除は自分でするべき？それとも業者に依頼するべき？
強力な毒を持つハチの駆除は、自分で行うことも出来ますが、基本的には専門業者にお願いすることが一番でしょう。自分で駆除しようとして失敗すると、ハチの毒によって後遺症が残るような場合や、最悪の場合には死に至ることもあります。
近年、草刈りなどの作業中にハチに刺されて死亡事故につながるケースや、作業中に2回刺されてしまってアナフィラキシー反応が出てしまい病院に搬送されるということが起こっています。
仕事中に森林に入り巣の近くに行ってしまうケースや、アウトドアによって知らない間に巣の近くにいてしまうこともあるたえ、夏場は特に注意することが必要です。
自らハチの駆除をすることも、近づくこともしないようにして、家の近くなどに巣を作られてしまった場合には、ハチの駆除を専門としている専門業者にお願いして、自分たちでは行わないようにしましょう。
まとめ
ここまで、似てると言われているアシナガバチやスズメバチの見分け方についてご紹介してきました。
アシナガバチやスズメバチは似てるところはありますが、見分けることが出来ます。見分け方は複数ありますが、どちらも猛毒を持つ危険な生き物となっていますので、近くで巣を作った場合などは、専門業者に相談して駆除してもらうようにしましょう。
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