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奈良市の特徴
京都に負けず劣らずの人気の奈良市
奈良市は奈良県の北部に位置し、奈良県の県庁所です。奈良時代に都が置かれたことから古都と呼ばれ、京都に対して南都とも呼ばれていました。古代、奈良市は日本の首都として栄えてきました。なので、日本の文化の基盤となるさまざまなルーツが誕生します。現在でもその名残が十分にうかがえる文化財や、世界遺産が多く残り続けているのが奈良市の最大の特徴です。都市開発が進みとても暮らしやすい街であると共に、古代奈良の文化を伝える観光地が絶妙なバランスになっているのも魅力の１つです。古代と現代の文化が調和した奈良市は、京都に負けず劣らずの人気の街ともいえるでしょう。
奈良市内だけでも数え切れないほどの神社や寺院が点在
誰もがご存じの通り、奈良には数多くの神社や寺院があります。その中でもパワースポットとして最も有名な神社が世界遺産「春日大社」です。春日大社は4つの社殿が東西に横並びになっており、朱色の本殿を含む建物は、過去から幾度となく建て替えられてきた歴史を持っています。ほかにも、えんむすびの神様として名高い「御霊神社」、婦人病治癒にご利益があるとされる「赤乳白乳神社遥拝所」、子どもの健やかな成長や安産などにご利益があるといわれる「率川神社」など、奈良市内だけでも数日あっても回り切れないほどの神社や寺院があります。
奈良市の「奈良公園」鹿とフンコロガシの関係
奈良市といえば「奈良公園」も代表する観光名所の１つです。公園内に鎮座する春日大社の神使であるとされる鹿は、古くから手厚く保護されてきており、昔は殺めると厳しい刑罰を受けたそうです。現在約1200頭の鹿は野生の動物として生息しており国の天然記念物として扱われています。毎年行われる「鹿寄せ」はホルンで交響曲第６番「田園」の一節を吹き鳴らすと、たくさんの鹿が一斉に集まってくるので外国人観光客などにも人気のイベントです。また、奈良県出身の明石家さんまさんが有名にしてくれた「鹿の糞」。そのシカの糞が大量にある奈良公園には「フンコロガシ」もたくさん生息しています。餌が豊富な奈良公園では最大2㎝近くの大きさまで育ったフンコロガシも見られるそうです。
