京都府で害虫・害獣駆除ならトータルクリーン

害虫の対策は、環境管理と適切な駆除方法の選択が重要です。特に、清潔な環境を保ち、害虫が発生しないようにすることが、効果的な予防につながります。

毛虫

体の形と色	一般的に細長い体。鮮やかな色や模様を持つことが多い。多くの毛虫は体に毛や棘を持っているが、毛のないものもいます。
被害	一部の毛虫は毒毛（毒針）を持ち、それに触れると皮膚炎やアレルギー反応を引き起こすことがあり、激しいかゆみ、発疹、腫れ、痛みなどがあり、重症化すると全身症状やアナフィラキシーショックを引き起こすこともあります。
対処法	毛虫に触れた場合は、速やかに皮膚を洗い流し、冷やすことが推奨されます。皮膚炎がひどい場合は、医療機関を受診し、適切な治療を受けることが重要です

コバエ

体の形と色	2-4ミリ程度の小型のハエ。黒っぽい色や灰色のものが多い。繁殖力が高く、短期間で大量に増えることができます。
被害	コバエは食べ物や飲み物に触れることで病原菌を運ぶ可能性があります。特に、腐敗物や排水溝に生息するコバエは、病原菌の媒介となることがあります。
対処法	ゴミを適切に処理し、湿った有機物を放置しない。キッチンやバスルームを清潔に保ち、排水溝の掃除を定期的に行いましょう。コバエトラップや粘着シートを使用してコバエを捕獲する。網戸や窓のシールを確認し、外からの侵入を防ぎましょう。

チョウバエ

体の形と色	約1.5-5ミリ程度の小型のハエ。灰色または黒っぽい体色で、体や羽に毛が生えており、羽はハート型に見える。翅を広げると、チョウのような形をしていることから「チョウバエ」という名前がついています。
被害	チョウバエは腐敗した有機物や排水溝に生息するため、病原菌を運ぶ可能性があります。台所やバスルームに出現することで、不衛生な環境を引き起こすことがあります。飲食店や食品加工施設では、チョウバエの存在が衛生上の問題となり、営業停止や顧客の信頼喪失につながることがあります。
対処法	排水溝、シンク、バスルームなど、湿気の多い場所を定期的に清掃し、乾燥させる。ゴミを適切に処理し、特に湿った有機物を放置しないようにする。チョウバエトラップや粘着シートを使用して成虫を捕獲する。必要に応じて殺虫剤を使用するが、使用方法や場所に注意すること。

シバンムシ

体の形と色	約2-3ミリメートルの小型の甲虫。茶色または赤褐色の楕円形の体をしており、体表は微細な毛で覆われています。触角は先端が膨らんだ形状をしており、アンテナのように見えます。
被害	シバンムシは食品に産卵し、その幼虫が食品を食害するため、食品が汚染されます。穀物、乾燥果物、薬草、タバコなどが主な被害対象となります。特に倉庫や食品加工施設では、大量の食品が被害を受けることがあります。
対処法	食品を密閉容器に保管し、開封後はできるだけ早く使用する。食品を保管する場所を定期的に清掃し、古い食品を処分する。食品の保管場所に防虫ネットやシールを使用して、シバンムシの侵入を防ぐ。

カツオブシムシ

体の形と色	2-5ミリメートルの小型の甲虫。体色は黒、茶色、または白の斑点があるものなど、多様な色彩を持つ種が存在します。楕円形の体をしており、成虫は硬い鞘翅（しょうし）に覆われています。
被害	ウール、シルク、カシミアなどの動物性繊維を食害し、穴をあけることがあります。毛布、カーペット、衣類、布製家具などが被害を受けることが多いです。乾燥食品（特に魚粉、肉、穀物）を食害し、食品が汚染されることがあります。
対処法	衣類や繊維製品を定期的に洗濯し、清潔に保つ。使用していない衣類は密閉容器に保管し、防虫剤を使用する。乾燥食品は密閉容器に保管し、古い食品は定期的に処分する。食品を保管する場所を清潔に保ち、定期的に掃除する。

紙魚（シミ）

体の形と色	1-2センチメートル程度で、細長い体形をしています。銀色の鱗状の体表を持ち、これが「銀魚」という別名の由来です。触角が長く、尾部に3本の細長い突起があります。湿気の多い場所を好み、浴室、台所、地下室、本棚などに生息します。夜行性であり、日中は暗くて狭い場所に隠れています。
被害	紙魚は書籍や書類、壁紙、写真などの紙製品を食害します。特に古書や貴重な文書に被害を与え、情報の損失や文化財の劣化を引き起こします。デンプン糊や繊維を含む衣類、カーテン、カーペットなども食害の対象となります。衣類や布製品に穴を開けることがあります。乾燥食品、穀物、砂糖、シリアルなどに侵入し、汚染することがあります。
対処法	家の中の湿気を管理し、換気を良くする。特に浴室や地下室など湿気がたまりやすい場所を乾燥させる。除湿器を使用し、湿度をコントロールする。食べ物のくずや紙のくずを定期的に掃除する。食品を密閉容器に保管し、特に乾燥食品の保管場所を清潔に保つ。書籍や紙製品は密閉容器や防湿袋に保管する。

キクイムシ

体長	1-10ミリメートル程度で、種によって大きさや色が異なります。一般に茶色や黒色をしており、細長い体形をしています。一部の種は触角が長く、体表には微細な毛や鱗が生えています。
被害	木材を食害するため、建物の構造材、床材、壁材などが劣化します。長期間にわたり被害が進行すると、建物の強度や安全性に重大な影響を与えます。家具や木製品に穴を開け、内部を食害するため、見た目や機能に損害を与えます。特にアンティーク家具や貴重な木製品が被害を受けることがあります。
対策	木材の選定時に、キクイムシの被害を受けにくい種類や処理された木材を選ぶ。防虫剤や防腐剤を使用して、木材を事前に保護する。湿気を管理し、乾燥した環境を保つ。特に地下室や屋根裏部屋の湿度をコントロールする。家屋の周囲にある木材や木製品も定期的にチェックし、必要に応じて処理する。建物や家具の定期的な点検を行い、小さな穴や粉状の木くず（フラス）を見つけたら、早期に対策を講じる。

カメムシ

体長	通常5-20ミリメートル程度で、種によって大きさや形状が異なります。体色は緑色、茶色、灰色、斑紋など多様で、植物に擬態していることが多いです。平らで広い楯状の体を持ち、背面に五角形の模様があるものもあります。
被害	果物、野菜、穀物などの汁を吸い、成長を妨げたり、果実に斑点や変色を引き起こしたりします。冬季になると温かい場所を求めて家屋や建物に侵入し、壁や天井の隙間に隠れることがあります。室内で多数発生すると不快な臭いを放ち、住環境を悪化させます。カメムシの分泌物がアレルギー反応や皮膚の刺激を引き起こすことがあります。
対策	家屋や建物の隙間を塞いで、カメムシの侵入を防ぐ。網戸やドアに防虫ネットを取り付ける。家の周囲にカメムシが好む植物（例えば、果物の木や特定の花）を植えるのを控える。侵入経路となり得る場所（窓枠、換気口、隙間など）を定期的に点検し、対策を講じる。洗濯物などの取り込む時は注意深く確認する。

トビムシ

体長	1-3ミリメートル程度で、非常に小さい。体色は白、灰色、黒、緑、青など様々で、種類によって異なります。多くのトビムシは、体の腹部にある「トビムシばね」（フルクラ）を使ってジャンプすることができます。主に湿った土壌、落ち葉、腐植物質の中に生息し、森林や畑、庭などで見られます。
被害	一部のトビムシは、特に若い苗や種子に対して食害を行うことがあります。これにより、発芽や成長が妨げられることがあります。湿気の多い場所（浴室、台所、地下室）にトビムシが大量発生することがあります。
対策	家庭内や温室、プランター内の湿度を管理し、過剰な湿気を防ぐ。通気を良くし、湿気がたまりやすい場所を乾燥させる。腐敗した植物や落ち葉を定期的に除去し、清潔な環境を保つ。 水漏れや湿気の原因を早期に修理する。

ヤスデ

体長	通常5-10センチメートル程度で、種によって大きさが異なります。体は細長く、円筒形で、複数の体節から構成されています。各体節には1対の脚があり、通常15対（30本）以上の脚を持ちます。色は通常、茶色や黒、赤褐色などで、光沢のある硬い外骨格を持っています。湿気の多い場所や暗い場所を好み、土壌や落ち葉、石の下などに生息します。夜行性であり、昼間は隠れていることが多いです。
被害	ヤスデに噛まれると、軽い痛みや腫れ、かゆみが生じることがあります。一部の人にはアレルギー反応が現れることもありますが、通常は軽度の反応です。
特徴	家庭内の湿気を管理し、特に地下室や浴室、台所などの湿気を減らす。通気を良くし、湿度をコントロールすることでヤスデの発生を抑える。家庭内の落ち葉や土壌、石の下を定期的に清掃し、ヤスデの生息場所を取り除く。家屋周辺の物を整理し、湿気のたまりやすい場所を減らす。家屋の隙間や割れ目を塞ぎ、ヤスデの侵入経路を防ぐ。

コクゾウムシ

体長	約2.5-4ミリメートル。通常は黒色または赤褐色。体は楕円形で、しっかりとした外骨格を持っています。長い口吻（くちばし）が特徴で、これを使って穀物に穴を開けることができます。主に穀物（米、麦、トウモロコシなど）を食べ、穀物の内部に卵を産みつける
被害	穀物や食品に穴を開け、内部に卵を産みつけることで、食品の質を著しく低下させます。幼虫が穀物の内部で食害を行い、食品の外見や栄養価を損ないます。
対策	食品貯蔵エリアや調理エリアを常に清潔に保ち、食べ物の残渣や破損した食品を早急に取り除く。貯蔵施設やキャビネットの定期的な清掃を行う。穀物や食品は、密閉された容器に保管し、湿気や温度管理を行う。長期間保管する場合は、冷凍処理を行うことで卵や幼虫を殺すことができます。

シバンムシは「死番虫」と書きます。所説ありますが、英語の呼び名である「Death watch（デス ウォッチ）」に由来していると言われています。
オスとメスの求愛行動のときに発する「コチコチ」という音が、「死を待つ時計の針の音のようだ」というところからきているようです。
名前は怖いですが、とても小さくゴマ粒程度の大きさの茶色い虫で、コガネムシを小さくしたような形をしています。

■シバンムシはどこから

外から家の中に侵入してきます。体も小さいため、ちょっとしたスキマからでも家の中に入ってくるので、侵入を完全に防ぐのは非常に難しいです。

■シバンムシの被害

シバンムシの被害はなんといっても食品を食べられてしまうことです。あらゆる食品を食べます。

建物の構造や配線に損傷を与えたり、劣化の原因となる糞尿被害などの問題を引き起こし、人間にも被害を及ぼすおそれのある害獣