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大阪市平野区の特徴
大阪市内でも下町感の残る平野区
大阪市内でも下町感が残っている平野区は、子どもが住みやすい街づくりに力を入れており、年々治安も良くなり住みやすい街になってきています。平野区内には全部で3本の路線が通っていて、大阪メトロでは天王寺方面へ、関西本線では新今宮駅やJR難波駅に行けます。長原駅前は、スーパーや飲食店、病院や学校などの環境が充実しているので、世代を選ばず住みやすい地域です。加美駅の近くには久宝寺緑地公園があり、暖かくなるとバーベキューや運動などに利用する子連れファミリーで賑わいます。
大阪市平野区「全興寺」で地獄めぐり
地下鉄谷町線およびJRの平野駅から徒歩13分ほど行くと、全興寺があります。1400年前に聖徳太子が薬師如来を安置したことが始まりと言われています。平野地域の発祥の地であり、大阪府下で最も古い木造建築物の一つです。見どころの、ガラスの涅槃仏（ねはんぶつ）は、ガラスでできた現代アートのお釈迦さまの寝姿です。「地獄通行手形」を100円で購入して、向かうのは地獄堂へは、将来地獄へ行くのか極楽へ行けるの判定をうけることができます。地獄堂には地獄の窯の音が聞こえる石の穴があり、その音はひとそれぞれで聞こえ方が違うようです。
江戸時代に河内国鞍作と呼ばれていた平野区奥田家住宅奥田邸
大阪市平野区には、江戸時代初期に建てられた屋敷の奥田家住宅が今なおそのまま残っており、1969年には国の重要文化財に指定されました。美しい重厚感のある建物の見どころは、当時の雰囲気が伝わる茅葺屋根です。この地域は江戸時代に河内国鞍作村と呼ばれていました。地域の庄屋である奥田家は、他の地域も含めた庄屋の代表も勤めていた由緒ある家系です。
