害虫駆除コラム

【これでバッチリ!】シロアリ駆除費用の全て | 高額請求をしてくる悪徳業者を見分ける方法も解説

2022年3月4日

シロアリ駆除で「20万円かかります」と言われたら、「高い!」と思いますか?
「そんなにかかるの!?数万円と思ってた」と思う人もいれば、「大事な家を守るためなら安いもんだ」と思う人もいるかもしれません。
シロアリ駆除の費用は被害の範囲、建物の構造などによっても大きく変わりますが、数十万円かかることもあり、決して安いと言える金額ではありません。
そこで本記事では、
「シロアリ駆除の費用ってどのくらいが相場なの?」
「シロアリ駆除の見積りをとったら30万円って言われたけど、妥当な金額なの?」
「悪徳業者に騙されているんじゃないかと心配」
そんな悩みを全て解決します!
読むと、シロアリ駆除にかかる費用がわかり、大事な家を任せられる業者を見分ける目が身につきます。
これからも長く関わる家に関する大事なことです。
しっかりと把握して、安心して過ごしたいですよね!

【業者別】シロアリ駆除費用の相場

シロアリ駆除の方法と相場

シロアリ駆除の費用は、一般社団法人経済調査会の統計によると、1坪あたり10,725円(1㎡あたり3,250円)です。
また公益社団法人日本シロアリ対策協会が以前公開していた基準価格によるとシロアリ駆除の費用は1㎡あたり3,000円程度としていました。
これらの価格は次に紹介する業者別のシロアリ駆除費用では、いわゆる大手企業及びJAの価格に近いか、それ以上の価格帯となっていますので、相場感を掴むうえで参考にしてみてください。

坪単価 ㎡単価
大手企業 7,000円~ 2,000円~
JA 8,000円~ 2,500円~
地元密着系中小企業 5,000円~ 1,500円~
ネット委託系の企業 3,000円~ 1,000円~
個人経営 3,000円~ 1,000円~
ホームセンター 9,000円~ 3,000円~

1.大手企業

ここで言う、大手企業は全国展開をしているダスキン、アサンテ、サニックスやピコイなどのシロアリ駆除業者のことを指します。

坪単価 ㎡単価
ダスキン 8,000円~ 2,400円~
アサンテ 10,000円~ 3,300円~
サニックス 9,000円~ 3,000円~
ピコイ 7,000円~ 2,100円~

大手企業間での差はありますが、筆者調べによると坪単価でおおむね7,000円以上(㎡単価2,000円~)というのが、大手企業のシロアリ駆除の相場でした。
大手企業だけあって、価格帯は最高レベルとなっています。

2.JA

坪単価 ㎡単価
JA 8,000円~ 2,400円~

シロアリと言えば、JAというイメージの人もいるかもしれませんが、実際にはJAがシロアリ駆除をしているわけではありません。
JAの相場は地域、委託先によっても変わりますが、8,000円~10,000円が相場です。
紹介料なども発生するため、大手企業並みの価格帯になっています。

3.地元密着系の中小企業

坪単価 ㎡単価
地元密着系の中小企業 5,000円~ 1,500円~

地元密着計の中小企業に関しては、無数にあるため価格帯をまとめるのは難しいですが、筆者調べによる最安値は坪単価5,000円~(㎡1,500円~)でした。
中小企業の中でも比較的大きな企業は、価格帯が高めになる傾向があり、中には坪単価9,000円(㎡単価3,000円)前後と大手企業やJA並みの価格のところもありました。

4.ネット委託系の企業

坪単価 ㎡単価
ネット委託系の企業 3,000円~ 1,000円~

ネット委託系の企業は、依頼を受ける企業と実際の施工をする企業が違うのが特徴です。
依頼を受けた企業は、地域に応じて施工をする会社に委託をします。
シロアリ駆除をする業者の中では最安値の価格帯でサービスを提供していますが、依頼をする地域、委託先によって価格にバラつきが大きくあるのが特徴です。

5. 個人経営

坪単価 ㎡単価
個人経営 3,000円~ 1,000円~

個人経営のシロアリ駆除業者は、上記で解説したネット委託系の企業からの依頼を受託する他、自らもネットやチラシなどで営業を行っています。
個人経営なので、価格は経営者次第ですが、多くの場合、ネット委託系と並んで最安値の価格帯でシロアリ駆除を行っているところが多いです。

6.ホームセンター

坪単価 ㎡単価
ホームセンター 9,800円~ 3,000円~

最後に紹介するのがカインズホームやコメリなどのホームセンター。
ホームセンターでは、シロアリ駆除の薬剤や道具の販売だけでなく、実際の駆除作業も行っています。
カインズホームの場合、坪単価9,800円からシロアリ駆除を行っています。
コメリについては、価格の公表はしていなく、見積もり次第と書かれていますが、同程度の価格帯ではないでしょうか。
価格は一部の大手企業並みの価格帯で高めです。

シロアリ駆除の費用を左右するポイントを知っておこう

シロアリ駆除の費用の目安

業者別での価格帯はあくまでベースとなる価格のため、実際は現場を見てもらって見積もりをしないと最終的な価格は確定しません。
そこで、シロアリ駆除の費用を左右するポイントを知っておきましょう。

ポイントを押さえることで、「実際の見積りがどうなりそうか?」や「その費用が妥当なのか?」の判断ができるので、納得してシロアリ駆除の依頼が可能となるでしょう。
ポイントは5つ。

  1. シロアリを駆除する場所の面積、範囲
  2. シロアリを駆除する建物、場所の構造
  3. シロアリを駆除する工法
  4. シロアリの種類や被害の深刻度
  5. 追加費用の有無

ひとつひとつ見ていきましょう。

1. シロアリを駆除する面積

まずはシロアリを駆除する面積です。
シロアリ駆除の価格の基本は、「床面積×依頼する業者の単価=基本価格」となるので、費用は床面積の範囲が狭ければ安く、広ければ高くなります。
業者によって、最低面積が決まっているところもありますので、その場合はその最低面積が価格のベースとなります。
(例:最低面積が20坪の業者に依頼した場合は、床面積が15坪でも、20坪分の価格からの見積りとなる)
なので、自宅の床面積を調べればシロアリ駆除に必要な大まかな費用がわかるはずです。
ただし、2階にまで被害が及んでいるケースは、別途見積もりが必要になります。
その場合は、柱や2階の床、あるいは屋根の被害状況なども確認して見積もりをする必要があるからです。

2. シロアリを駆除する場所や構造

シロアリは多くの場合、地中を通って家の床下から柱などに侵入してくるので、駆除する場合は床下に入る必要があります。
床下に入る入口がない家の場合は、入口を作る必要があり、同じ面積の家でも入り口がある家と比べて費用が高くなります。(床下への入り口から床下全体に入れるか、十分な作業スペースがあるかなども料金に影響する可能性あり)
また、被害場所が玄関や風呂場の下の場合は、そもそも床下がないため、シロアリを駆除するには穴を開けて薬剤を注入しなければなりません。
なのでシロアリの被害が玄関や風呂場の下の場合は、基本的な費用とは別の作業費が発生するのが一般的です。

3. シロアリを駆除する工法

いままで解説してきたのは、シロアリを駆除する一般的な工法である「バリア工法」によるシロアリ駆除費用です。
床下に薬剤を撒いたり、玄関下や風呂場に薬剤を注入したりして、シロアリを駆除、予防する方法なので、薬剤を撒く面積に応じて基本的な費用が決まります。
一方、シロアリを駆除するには、他に「ベイト工法」という別の方法もあります。
ベイト工法は、家の周りの地中にシロアリを駆除するためのベイトと呼ばれる毒エサを設置して、そのベイトをシロアリが巣に持ち帰ることによって巣ごと駆除する方法です。
ベイト工法の場合、ベイトを家の周囲に設置するため、坪単価の計算ではなく、家の外周の長さ(m)×単価=基本価格となります。
費用の目安として大手のダスキンを例に上げると、ベイトの設置及び管理費用で家の外周1mあたり4,092円になっています。
また、ベイト工法の場合は、半年から1年程度の期間をかけて駆除するので、その間の点検やベイトの交換に管理費用(家の外周1mあたり132円/月)が発生するので、費用がバリア工法よりも高額になります。
例えば1階の床面積90㎡(約27坪)・家の外周約48mの場合、以下のとおりです。

費用 管理費用 トータル費用
バリア工法 2,475円×90㎡=222,750円 なし 222,750円
ベイト工法 4,092円×48m=196,416円 132円×48m×11ヵ月=69,696円 266,112円

4. シロアリの種類や被害の深刻度

日本で家に被害を与えるシロアリは3種類。
日本全国に分布するヤマトシロアリ、寒さに弱いため関東以西の太平洋側や瀬戸内海沿岸に分布するイエシロアリ、そして外来種のアメリカカンザイシロアリです。
中でも、イエシロアリとアメリカカンザイシロアリは激しい被害が出ます。
被害が増すと駆除だけでなく、建材の交換などのリフォーム費用が必要となりトータルでの費用が高くなります。

5. 追加費用の有無

業者によりますが、シロアリ駆除には追加費用が発生する場合があります。
例えば、以下のケースでは業者によって基本費用とは別に追加で費用が発生します。

  • 床下点検口工事費
  • コンクリート処理代
  • 出張・休日料金や駐車場代
  • 建材などの交換・修理・補強工事
  • 天然成分を使った薬剤
  • 玄関・浴室の床下駆除
  • 床下の調湿や換気扇設置

シロアリの被害状況や建物の状態など、様々な要因で追加費用が発生すること自体は、しょうがないのですが、上記のような追加費用を含めたトータルの費用が明確にされているかどうかは重要です。
中には、見た目の費用を安く見せるために、追加費用をホームページなどで一切説明していない業者もいるので気をつけましょう。
酷い業者になると見積もり段階でも、追加費用を伝えません。
そんな業者については次に解説します。
>>シロアリ駆除のページはこちら

高額なシロアリ駆除費用を請求してくる悪徳業者を見分けるポイント5つ

シロアリ駆除は素人では費用相場が判断しづらいため、そこにつけこんで法外な費用をだまし取ろうとする悪徳業者が存在します。
そこで、そういった高額なシロアリ駆除費用を請求してくる悪徳業者を見分けるポイントを解説します。
以下のポイントに注意して、悪徳業者に騙されないようにしましょう。

  1. 安すぎる見積もり
  2. 適当な被害状況の確認と説明
  3. 明細が明らかになっていない
  4. 保証がない
  5. 抱き合わせ販売

最近は特に高齢者を狙った悪意のある業者がいますので、あなたは大丈夫だと思っても、あなたの親が騙される可能性もあるので注意してください。

1. 安すぎる見積もり

安すぎる見積もりには注意が必要です。
シロアリ駆除は決して簡単なものではなく、それなりの費用がかかります。
本記事で説明した相場からかけ離れた見積りをしてくる業者がいた場合は、気をつけましょう。
表面上、最初の費用を安く見せておいて、なにかと理由をつけて、あとで追加の費用を請求してきてトラブルになるケースが多くあります。
しっかりとしたシロアリ駆除をする業者は、自信をもって正当な費用の見積りを出します。

2. 適当な被害状況の確認と説明

シロアリ駆除をするには、床下などに潜って被害状況の入念な確認がかかせません。
床下の広さや被害の状況にもよるので一概には言えませんが、通常この確認には1時間程度はかかります。
被害状況の確認が適当とか、極端に短い場合は要注意。
中には家の外周だけ点検して、終わりという業者もいるので、そういった業者には絶対頼まないようにしてください。
しっかりと被害状況の確認をする優良な業者の場合は、被害状況の説明も写真を使って説明するなど、依頼主に対して丁寧に説明をします。
適当な点検をしていては、そもそも被害状況の詳しい説明ができませんよね。

3. 明細が明らかになっていない

優良業者の実施するシロアリ駆除作業に無駄なものはありません。
なので明細にもしっかりと作業内容、費用がいくらなのかも細かく記載されているはずです。説明を求められた場合も、なぜその作業が必要か納得のいく説明をしてくれるはずです。
一方、高額な費用を請求しようとする悪質な業者の場合、費用を明確にしない傾向があります。
見積に記載されている費用については、ひとつひとつしっかりと、その作業の必要性や費用の明細について確認するようにしましょう。
確認しても、明確な答えを貰えない場合は、信頼ができない業者の可能性があります。

4. 保証がない

シロアリ駆除の薬剤は通常その効果が5年程度です。
そこでシロアリ駆除業者は、作業日から5年間を保証するのが一般的です。
この保証をしていない業者は論外ですね。
また、保証内容にも目を配りましょう。
再発した場合の駆除だけではなく、「建材への被害の保証があるのか」や「再発を発見するための定期的な点検があるのか」も含めて確認をすると安心です。
保証がない、あるいは保証が適当な業者は避けましょう。

5. 抱き合わせ販売

最後に紹介する悪徳業者の特徴は、抱き合わせ販売です。
基本費用を例えば「㎡単価1,000円以下!!」などと宣伝して、実際はシロアリ駆除の際に無駄な工事をたくさん実施して、高額な請求をする方法です。
例えば、「床下に大量の調湿剤に加え、換気扇を10個つける」、「柱の補強のためと耐震補強をする」など、必要のない工事を、不安を煽って強引に進めてきます。
そして多くの場合、最初の見積りと請求の額が全く違って高額なものとなります。
シロアリ駆除よりも抱き合わせの販売に熱心で、やけに不安を煽ってくる業者には特に注意が必要です。

【高すぎ!】シロアリ駆除費用を押さえる方法はないの?

シロアリ駆除の費用を抑える方法

悪徳業者に騙されるケースは別としても、シロアリ駆除の費用は、それなりに高額です。
しかし作業内容を考えると致し方ないとも思えます。
また家の将来を考えると、数十万円という金額は決して高いものとは言えません。
家を売ることを想定しても、その資産性を考えるとシロアリ駆除は必要ですし、ましてずっと住むつもりであれば、絶対に必要な費用です。
とはいえ、「少しでも費用を押さえたい!」と思うのが人情。
だからこそ、悪質業者に付け入られてしまう人が出るわけですが……。
そこで、最後に優良な業者に安心してシロアリの駆除をしてもらいつつ、費用も押さえる、そんな方法のヒントを解説して本記事を終わりにしたいと思います。

1. 雑損控除を使う

シロアリ駆除の費用は、条件を満たして雑損控除という手続きを確定申告の際にすることで、所得金額から控除をすることができます。
詳しい条件や申告方法はここでは割愛しますが、例えば現在住んでいる持ち家がシロアリの被害に遭った場合、その駆除費用について雑損控除を適用することができる可能性が高いです。
手続きがちょっと面倒と思うかもしれませんが、翌年に支払う税金が数万円程度安くなるので、やらない手はないですよね!

2. 面倒でも相見積もりをとる

次に紹介する方法は、相見積もりをとることです。
シロアリ駆除は本記事でも解説してきましたが、基本的な料金の目安は各業者で設定しているものの、実際は現場を確認してもらってからの見積りとなります。
そのため業者や担当する人の経験などによっても、料金は大幅に違ってきます。
なので、シロアリ駆除の依頼をするときは、多少面倒でも必ず相見積もりをとるようにしてください。
また相見積もりをすると、料金だけでなくその業者や担当者と実際に接することができるので、依頼する業者を料金以外で選ぶ判断材料も多く得られます。
できれば相見積もりは、最低でも3社は取るようにしましょう。
>>シロアリ駆除のページはこちら

3. 長期目線で考える

シロアリの被害に遭うと家の資産価値は大幅に下がります。被害が大きければ大きいほど、その金額は甚大なものとなります。
確かにシロアリの駆除費用は、それなりに高い金額ですが、被害が拡大してからリフォームをする費用を考えれば、問題にならないほどです。
なので、目先の駆除費用が安い業者を選ぶのではなく、信頼できる業者に依頼をしてしっかりとシロアリを駆除することが何よりも大切です。
駆除費用だけではなく、長期的にシロアリの被害を押さえることを前提として、長く付き合える「相談ができる業者」を選ぶようにすると、結果、出ていくお金は減ります。
ぜひ、安いだけを売りにしている業者は避けて、安心して長く付き合える、そんな業者を選ぶようにしましょう。

まとめ

本記事ではシロアリ駆除の費用について解説してきました。
シロアリ駆除の費用は高額です。
だからこそ、安く抑えようとして騙される人が多くいます。
シロアリ駆除をするための費用の相場を知っておくことで、そんな被害に遭わないように気をつけましょう。
本記事が、シロアリ駆除の費用に関して悩んでいる方の少しでも参考になると嬉しいです!

この記事を監修した専門家
害獣・害虫・害鳥のスペシャリスト
角野 顕司
株式会社トータルクリーン
【保有資格】
  • 公益社団法人日本ペストコントロール協会認証ペストコントロール1級技術者
  • 公益社団法人日本ペストコントロール協会認証ペストコントロール技能士
  • ペストコントロール従事者
  • わな猟狩猟免状
  • 毒物劇物取扱責任者資格
【得意なジャンル】

ウイルス関係の消毒・ゴキブリ駆除・ネズミ駆除などの害獣、害虫駆除

【担当者コメント】

業界経験21年、作業実績6,000件以上。豊富な知識と経験で、柔軟に対応致します。害虫、害獣、害鳥ならどんなお悩みもお任せください。

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