まずは、状況をお聞かせください
0120-005-713
大阪市生野区の特徴
生野区は異文化交流が盛んで国際色豊かな雰囲気
生野区は、大阪市の東南に位置し、面積はおよそ8.38㎢です。特筆すべきは、外国人の比率が全国的にも高く、人口12万人のうち約3万人が外国人です。生野区は全国的にも外国人の比率が高い地域であり、様々な国籍や文化が交じり合う多文化なコミュニティが形成されています。これにより、異文化交流が盛んであり、国際色豊かな雰囲気が特徴です。東側は東大阪市に接し、北には東成区、西には天王寺区、南には阿倍野区・東住吉区・平野区にそれぞれ接しています。鉄道は、大阪メトロ千日前線が区内を走り、JR大阪環状線、近鉄大阪線も利用できるため、交通アクセスが充実しています。
焼肉のニオイと曲で有名な生野区鶴橋駅
生野区の西に位置する鶴橋地域は、線路をはさんで天王寺区と隣接しています。神社仏閣や旧家などを中心に、歴史的雰囲気と古きよき街並みが保たれています。鶴橋駅は駅に到着してドアが開いた瞬間に焼肉のニオイがすることで有名です。駅の発車メロディが「ヨーデル食べ放題」だというのは有名で、鶴橋に到着すると「焼肉焼肉、食べ放題～」が脳内リピートします。鶴橋駅のニオイと発車メロディにそそられて、つい寄り道したくなる駅「鶴橋」。駅周辺は焼肉店だけでなく、コリアンタウンとしても有名ですので、おいしい韓国料理店もたくさん並んでいます。
大阪市生野区にあるコリアンタウンの歴史
1984年に朝鮮市場の再生を目指し、「コリアタウン構想」が打ち出されました。そして、1993年には、御幸森天神宮から東へ約500ｍに及ぶ商店街が完成します。この地域はかつて、「猪飼野」と呼ばれ、仁徳天皇の時代には朝鮮半島の「百済」から多くの渡来人が住み、「百済野」と呼ばれていました。現在の「御幸」通りや「御幸森天神宮」の名前も、仁徳天皇がこの地の渡来人を訪れた際に休息したことに由来しています。明治末期から大正時代にかけて、工場労働者や平野川開削工事の労働者がこの地に住み始め、さらに大正12年には済州島―大阪間の君が代丸運行が開始され、移住者が増加しました。戦後もこの地域には多くの人が住み続け、商店街の発展も見られます。今もまた全国から観光客が訪れる大阪のスポットとして知られています。
