大阪市の特徴
大阪市は区によって特徴がちがう
大阪は三方を北摂、生駒、金剛・和泉葛城の山々に囲まれ、大阪の中心には大阪平野があります。中心にある大阪市にある24区は地域によって特徴があります。工場数・工場従業員数がもっとも多いのは生野区。人口密度が最も高いのは城東区。寺院と通学者がもっとも多いのが天王寺区。機械器具卸売業が集積する町は西区。農業面積・農家数がもっとも多いのが平野区。製造品出荷額がもっとも多いのは淀川区。世帯数がもっとも多い区は東淀川区。鮮魚専門店数・販売額が最も多い区は東住吉区。若年人口比率が最も高い区が鶴見区。同じ大阪市内でも住む町によって特色が違います。北区と中央区、いわゆるキタとミナミでは雰囲気も異なるため、大阪市内だけでも用途や気分によって訪れる街を選べます。
商いの街!大阪市の商店街
日本で一番多い行政区を抱えてる大阪市は24の区があります。昭和21年2月終戦後、桜橋商店会等をはじめに市内の有志商店街が中心となって大阪市商店会総連盟が結成されました。戦後の荒れた大阪で商道の秩序を取り戻すことにより、市民が安心して消費生活ができると共に新しい大阪の街づくりが実現します。 大阪市には商店街の数も多く、ユニークな商店街もたくさんあります。 市内で店舗数が一番多いのは千林商店街。約600店舗が立ち並ぶ日本一長い商店街は天神橋商店街。飲食店を出店する人なら必ず訪れる千日前商店街は業務用の料理器具や什器などのお店が密集。「天下の台所」といえば大阪、その大阪の台所を支えているのが黒門市場商店街。聞き慣れない南陽商店街は「通天閣」のふもとにあるジャンジャン横丁の正式名称。若者に人気の空堀商店街はレトロでオシャレな商店街。鶴橋商店街は、異国を味わえるコリアンタウン。 商店街をはしごするだけでも独特な大阪の雰囲気が味わえます。
大阪市の道路「通」と「筋」の違いとは?
大阪市の人口は2000年まで減少傾向でしたが2005年には増加に転じ、2015年には約269万人。令和3年度の推計人口は270万人となりました。その市民が利用する市内の幹線道路は、縦横に規則正しく交差した「碁盤の目状」に配置されています。南北に走る20の路線を「筋(すじ)」、東西に走る27の路線を「通(とおり)」という愛称で呼ばれています。有名な筋といえば御堂筋を筆頭に、四ツ橋筋、堺筋、松山町筋、谷町筋、上町筋、なにわ筋、あみだ池筋など。また、通りでは、長堀通、千日前通、中央大通、土佐堀通、曽根崎通、長居公園通です。大阪市内は同じような建物が多く、道に迷ってしまう事も多くありますが、そんなときは道路標識を確認してください。「筋は南北」「通は東西」だと覚えておけば、自分がどの方面に向かっているのか分かるので便利です。
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