茨木市の特徴
隣の高槻市と同様、茨木市も音楽の街で有名です。
大阪と京都との中間に「茨木」があります。阪急京都線の茨木市駅はありふれた地方都市のように思えますが、古代から近現代にいたる数々の歴史や伝承を残しています。茨木市は、日本人として初のノーベル文学賞を受賞した『川端康成』が暮らした街として有名です。隠れキリシタンの里としても知られており、キリシタン遺物史料館があるのも特徴です。市民主体のイベントが活発で、隣接する高槻市がジャズの街として有名ですが、茨木にも茨木音楽祭があり、“音楽を通じて街を元気にしよう!”という目的で始まりました。駅周辺など全10か所で開催される大規模な音楽イベントです。
子ども達に人気の公園も多く、子育てしやすい茨木市
茨木市は子どもが遊べる場所がたくさんあります。子ども達に人気の公園も多いので子育てしやすい街としても知られています。立命館大学に隣接した岩倉公園は、芝生広場と遊具エリアに分かれた大きな公園です。地面はゴム素材で出来ているため、ケガをしにくいような工夫がされてるので、親としても安心です。また、公園の隣にはカフェが隣接しているので、優雅なひとときを過ごすこともできます。彩都西公園は茨木市の北エリアにあります。約70メートルあるローラー滑り台は大人気で、近隣の箕面市や高槻市からも遊びにくる家族連れも多いです。無料の駐車場もあり、大阪モノレールの駅からも近いのでアクセス便利です。子育て層に人気の街です。
川端康成ファンは一度は訪れたい「茨木市立川端康成文学館」
茨木市には「茨木市立川端康成文学館」があります。日本人としてノーベル文学賞の初めての日本人受賞者で、大阪市の生まれです。茨木市で幼少から青年期を過ごしていました。川端康成と言えば、「伊豆の踊子」が代表作の一つです。三浦友一さん山口百恵さんが共演で映画にもなりました。1899年に大阪市で生まれ幼児期に両親が亡くなり、祖父母がいる茨木市に移り住むことになりました。豊川小学校から尋常中学校(現大阪府立茨木高等学校)へ進み、東京帝国文学部英文科(現東京大学)を卒業後に作家の道へ進みます。文学館では中学時代に書かれた手紙や、初版本、ノーベル賞の授賞式の映像などを見られるので、川端康成ファンは一度は訪れたい文学館ですね。
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