今回ご紹介するのはゴキブリの駆除を依頼した後、実際に工事が始まる前までにしておきたいことです。もちろんカスタマーサービスがしっかりした業者であれば親切に教えてくれますが、あらかじめ知っておけばお掃除のついでに準備をするなど手間を省けることも少なくありません。
目次
掃除や片付け
現在ゴキブリ駆除の主流はベイト剤の設置や床などへの薬剤散布になっています。そのため、工事前には作業の妨げとなるものを片付けなくてはなりません。もちろん必要な作業は駆除スタッフがやりますが、事前に掃除や片付けが済んでいればそれだけ工事が手早く始められます。
また、掃除や片付けをしておくことで料金が安くなるかもしれないというメリットも考えられます。これらが別料金になっている場合に限るので、こちらのコラムでも度々解説しているとおり、ゴキブリをはじめとした害虫駆除を依頼するときにはまず見積りを取って作業内容を十分に確認しましょう。
赤ちゃんやペットを別の部屋に移動させ食品などをシートで覆う
一般のご家庭で行われることはほとんどありませんが、ご自宅の一部が店舗になっている場合などでは、室内に薬剤を噴霧してゴキブリ駆除を行うケースがあります。その際に業者から赤ちゃんやペットを別の部屋に移したり、食品や食器をシートなどで覆うようお願いされるかもしれません。
ゴキブリ用の薬剤を空間に散布したときはおおよそ4~5時間入室できない状態になります。心配な方はさらに時間を長めにとり、十分に換気をしてから部屋に入るようにしましょう。ベイト剤や床などへの薬剤散布の場合はとくに入室制限はされませんが、小さなお子様やペットが薬剤に触れないよう注意してください。
近くの店舗やご近所へお知らせ
ショッピングセンターやマンションなどのゴキブリ駆除は管理会社が一括して依頼することがほとんどですが、工事をしてもすぐにゴキブリが出てきてしまう場合は独自に退治する必要があるかもしれません。そこで念のためしておきたいのがご近所への連絡です。
連絡するメリットは、他でもゴキブリ駆除を検討しているなら同じタイミングで実施することでより効果を高められる点にあります。戸建ての住宅でも同様のメリットがあるので、ゴキブリの駆除工事を依頼する前に一声をかけてみてはいかがでしょうか。
まとめ
ゴキブリの駆除工事前にやっておくと良いことを3つピックアップしました。とくに駆除を短時間で終了させたい方は、事前に何をしておけば良いか駆除業者に確認しましょう。作業が早く終われば「ゴキブリを見ないで済む」という安心感もそれだけ早く訪れますよ。
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