家に被害をもたらす害獣は、イタチやテン、ネズミなどだけではなく、鳩も害獣の一つです。
鳩による被害は、糞、臭い、羽など様々な被害がありますが、その対策を講じようとしても、鳩は鳥獣保護法という法律によって守られているため、無理な駆除は出来ません。
今回は、そんな鳩と法律について説明していきます。
目次
鳩がベランダに卵を産んだ、どうすれば良い?
鳩がベランダに現れ、いつのまにか卵を産んでいた。そんな経験をしたことがある方もいるでしょう。
そんな時、法的には卵はどのようにしたら良いのでしょうか。
ベランダに産み落とされた卵を排除したり、捨ててしまったりすることは禁止されています。
卵を駆除することは法律違反なのか?
鳩の卵は駆除すると法律違反に当たります。
鳩の卵がベランダに産み付けられ、その卵を捨ててしまいたくても、それをすることは出来ません。
鳩の卵は20日ほどで孵化すると言われているため、その時をじっと待つことが対策と言えるでしょう。
卵がカラスに食べられた!罰則になる?
そんな鳩の卵が、カラスによって食べられてしまった場合は、罰則になるのでしょうか。
それは、状況にもよりますが、故意によってカラスに食べさせたり、そのような状況を作ったりした場合には、罰せられるケースがあります。
しかし、不慮の事故によりカラスに食べられたものについては、罰せられる可能性は少ないでしょう。
鳩に卵を産ませないための対策は?
鳩の卵への対策は、産ませないことが一番です。
そして、産ませないためには鳩を寄せ付けないこと、早期対策をすることが望ましく、鳩がベランダに現れたり、家の庭に入ったりしてきた場合には、無理に自分で対処しようとせず、プロの専門家に任せるようにしましょう。
鳩を駆除する最適な方法は?
鳩の卵や鳩を駆除する最適な方法としては、鳩を寄せ付けないことが一番です。
鳩は帰巣本能があるため、庭などに営巣されてしまってはとてもやっかいです。
そのようなことにならないように、早期の対策をすることや、寄せ付けないようにすることが一番です。
もし、営巣されてしまった場合には、個人では対応できかねるため、専門業者に任せるべきでしょう。
まとめ
ここまで、鳩の卵について、捨ててしまうことや排除することは法律違反であり、対策は卵を産ませないようにすることとご紹介してきました。
卵が産み付けられたり、営巣されたりしてしまってからでは、出来る対策も限られてしまいます。
まずは、営巣されないように早めの対処を心がけましょう。
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