鳩は異常なまでにテリトリーの意識が高く、一度気に入った場所に執着する本能があります。
そのような鳩に一度営巣されてしまうと、そこから追い出そうとしても素人には中々難しいでしょう。さらに、鳩は鳥獣保護法という法律で守られている生き物なので、むやみに駆除することができません。
そんな鳩の被害に遭わないためにも、鳩よけ対策が必要となりますが、今回は音による対策法をご紹介していきます。
目次
鳩よけに音は効果があるのか?
鳩よけ対策には様々なものがありますが、音による鳩よけも、一般的に利用されている鳩よけ方法の一つです。
音による対策は鳩だけではなく人間にも影響することがあるため、注意して行う必要があります。
鳩が苦手な音は?
鳩よけで利用できる音とはどのような音でしょうか。
・天敵の音
鳩の天敵には、ワシ・フクロウ・タカなどがいますが、それらの鳴き声を録音したものを流し続けるという対策があります。
しかし、これはマンションなどでは夜中にかけているわけにはいかないため、日中などしかできないでしょう。
・大きな音
鳩だけではなく、害獣と呼ばれる生き物の対策として、大きな音を出すという対策法があります。
しかし、これも夜中に行うことができないため、一時的な対策となるでしょう。
・超音波
超音波による対策グッズも販売されており、このタイプのものはセンサーに反応して超音波を出すというもので、鳩よけなどには効果的と言えるでしょう。
しかし、ペットなどを飼っている場合には、ペットにも影響させてしまう可能性があるので注意して下さい。
音で鳩よけするタイミングは?
音で鳩よけをするタイミングはどのようなタイミングが良いのでしょうか。
・はじめが肝心
音による鳩よけでベストなのは、「一番初め」です。
これは、音以外にも言えることですが、鳩は一度その場所を気に入ってしまうと、なかなかそこから離れようとせず、時間が経てばたつほど対策が難しくなります。
そのため、音による鳩よけをする際には、特に鳩が近寄ってきた初めのタイミングに行うことが必要です。
音だけでは長期は難しい
音による対策は、初めは効果的に感じても、その内に鳩も慣れてきて、効果が無くなってくることもあるでしょう。
特に、営巣されてしまった場合には、執着心の強い鳩は、音があっても気にせずに戻ってくる可能性が高いため、長期的な対策には向いていないと言えるでしょう。
まとめ
ここまで、鳩よけ対策として、音による対策方法をご紹介してきましたが、音による対策は、初めに行うことが重要で、タイミングを逃すと効果が無いことも考えられます。
鳩よけを市販のグッズで行うだけでなく、プロの業者に依頼して、根本から改善することがおすすめです。
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