- コウモリによる被害の深刻度
- コウモリを駆除する方法
- 優良なコウモリ駆除業者の選び方
本記事では、業界歴21年のプロがコウモリ駆除に関する様々な悩みを解決します。
コウモリによる被害、自分でコウモリを駆除をする方法やコウモリ駆除業者を選ぶコツから費用まで、コウモリ駆除に関する情報を全て掲載しています。
コウモリ駆除で悩んでいる方は、ぜひ読んでみてください。
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目次
コウモリによる被害
はじめにコウモリが家に住みつくと、どのような被害があるのかを見ていきましょう。
コウモリは洞窟など外に住んでいる場合はいいのですが、家に住みついてしまうと様々な害を引き起こします。
具体的なコウモリによる被害は以下のものがあります。
- 病原菌の媒介
- 糞や尿による悪臭
- 夜間の騒音
病原菌の媒介
コウモリの被害の中で1番気になるのは病原菌を媒介することです。
野生のコウモリには様々な病原菌がついている可能性があります。
有名なところでいうと、狂犬病やSARS、他にもサルモネラ菌、ヘンドラウイルス、ニパウイルスなどがあります。
また糞にはヒストプラスマ種のカビが含まれていることもあり、乾燥した糞がホコリとともに舞い上がったのを吸い込むと肺感染症を引き起こす可能性があります。
幼児やペットがいる家庭では特に注意が必要です。
糞や尿による悪臭
家屋に住みつくアブラコウモリは大量の糞をします。
なぜなら、アブラコウモリは1日に自分の体重の6~7割のエサを食べるからです。
また、アブラコウモリはコロニーを形成して集団生活をするため、巣となった場所やその出入口周辺には大量の糞が溜まって悪臭を放ちます。
また、糞が屋根裏などに溜まった場合、そこから腐食して天井を駄目にしてしまう被害も発生します。
いくら害虫などを食べてくれる益獣だとしても、家屋にダメージが出るようでは放置できないですよね。
夜間の騒音
コウモリは夜行性のため、家に巣を作られてしまった場合、夜間に騒音で悩まされることになります。
バサバサと巣を飛び立つ音、キーキーと鳴く声などは安眠の妨げになるでしょう。
寝不足やストレスで生活に支障が出る前に対処する必要があります。
鳥獣保護法によりコウモリを殺傷することはできない
コウモリが家に住みついた場合の被害を考えると、コウモリは放置できないことがわかります。
しかし、ここで気をつけなくてはいけないのが鳥獣保護法です。
コウモリは鳥獣保護法で保護の対象となっている動物です。
そのため、許可を得ずにコウモリを捕獲、殺傷した場合、懲役1年以下、または100万円以下の罰金に処せられます。
コウモリの駆除とは、ここでは「追い出すこと」と定義します。
どうやって駆除(追い出す)するか?については、以下に記載しますので、ぜひ読んでください。
市役所はコウモリを駆除してくれるのか?
鳥獣保護法により保護されている動物であれば「市役所が捕獲また駆除してくれるのでは?」と思われる人もいるでしょう。
しかし残念ながら、市役所はコウモリを駆除してくれません。
ただし、コウモリの対処法を教えてくれたり、信頼できる駆除業者を紹介してくれたりするので、相談するのはオススメです。
市役所のコウモリに対するサポートについて詳しくは以下の記事で解説しています。
自分でコウモリを駆除する方法
必要な装備を揃えれば自分でコウモリを駆除することは可能です。
しかし、上記でも解説したように、特にコウモリやその糞には様々な病害虫がついている可能性があるので、その対応はしっかりとする必要があります。
市役所などのサポートを得つつ、自分でコウモリを駆除するなら以下の記事も参考になるでしょう。
「コウモリの駆除費用を可能な限り安くしたい!」という人は、トライしてみてください。
ただし、家屋に住みつくアブラコウモリは、500円玉程度の穴でも入り込んだり、駆除する季節を選ばないと子供が屋根裏で死んで腐敗してしまったりと、厄介な面もありますので、十分注意して作業をしてください。
自分で駆除するのが難しいと感じたら、すぐにプロの業者に依頼をしましょう。
コウモリを駆除するのにハッカ油は効くの?
コウモリにはハッカ油が効きます。
ハッカが発する刺激臭をコウモリが嫌がるからです。
実はハッカ油はコウモリだけではなく、ゴキブリ、蚊、アブや蜂などの昆虫にも忌避効果があります。
天然成分由来のため、安全性も高く、非常に使いやすいです。
ただし、ハッカ油は乳幼児には刺激が強かったり、ペットの場合は中毒症状を起こす可能性があるので十分注意してください。
優良なコウモリ駆除業者を選ぶコツ
コウモリを駆除するのは、相当な手間がかかりますので「プロに依頼をしてサッと駆除してもらおう」と思われる方も多いのではないでしょうか?
しかし、ここで注意点があります。
「コウモリ駆除を依頼したけど駆除できなかった」、「高額な費用を請求された」など、悪徳業者による被害がよく聞かれます。
酷い場合は、屋根裏で煙タイプの燻煙剤を焚いたけど、それが倒れて火事になったなどというケースもあるそうです。
万が一にも悪徳業者に捕まらないよう、優良な業者を選ぶコツを得てから依頼をしましょう。
コウモリを駆除する費用
最後にコウモリを駆除する際の費用の目安を紹介します。
コウモリは、その数、家の広さや巣のある場所などによって費用は大きく変わります。
シンプルな駆除の場合、1か所1万円から、侵入箇所が複数塞がなくてはいけない場合や屋根裏での駆除が必要な場合は費用が10万~20万と高額になることもあります。
高額になる場合、優良な業者なら、しっかりと理由を明確にして説明してくれるはずです。
少しでも違和感を感じたり、説明を曖昧にする業者には気をつけましょう。
以下の記事で悪徳業者に騙されずにコウモリの費用見積をするポイントを解説しています。
コウモリは放置せずに対応しよう
コウモリは必ずしも害獣ではありません。
しかし、本記事でも紹介したように、家に住みつくと糞や騒音、また病原菌の媒体になるなど、一転して人にとっては害をなす存在となってしまいます。
自分で駆除するにしろ、プロの業者に依頼するにしろ、早め早めの対応を心がけてください。
時間が経過すればするほど、駆除が困難になり、手間や費用が多くかかってしまいます。