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香芝市の特徴
歴史ロマンと自然の美を楽しめる香芝市
奈良の西側で大阪との県境に位置する香芝市はアクセスもよく、車でも電車でも30分ほどで大阪に着く距離にあります。また、自然豊かな環境で、奈良県と大阪府を隔てる二上山や、県の天然記念物にも指定されているどんづる峯は、香芝市の長い歴史を見守ってきたようです。大東亜戦争で使用されていた防空壕が残っており、航空部隊の指令所もあったとされています。大阪からのアクセスが良いので、観光に訪れる人も増えています。香芝市は歴史ロマンと自然の美を楽しめる、どちらも織り交ぜた旅行計画にぴったりの町です。
香芝市の二上山博物館1000万年以上前の石に出会える
香芝市にある二上山博物館は、全国初の旧石器文化を紹介する石の博物館で、1000万年以上も昔に起きた二上山の大噴火でできた石や、自然豊かな香芝市周辺の歴史を学ぶことができる博物館です。平成4年にオープンしてから、大自然の歴史が好きな方や、子ども達の校外学習にも利用されてきました。JR香芝駅から徒歩約10分ので博物館に着きます。館内では、約30万年前の世界を再現したジオラマ、二上山の生み出したサヌカイト、凝灰岩、金剛砂などがわかりやすく展示されており、特別展、講演会、歴史講座などのイベントも開催しています。
農業、工業、産業が栄えてきた香芝市
香芝市は豊かな自然に恵まれ、大阪に近いこともあり、農業もさることながら歴史ある地場産業が根付いています。江戸時代には綿花栽培が盛んで、明治期には稲作やタバコ苗の生産が拡大され、当時は市域全体に桑畑が広がっていたそうです。昭和20年代からのプラスチック製品製造業は家電や自動車部品、日用品などの幅広い分野に利用されています。香芝市は大手工業を支える重要な製造分野にも位置付けられてきました。自然が豊かな地域でありながら、都市部へのアクセスが良好なため工業や産業も栄えてきた街です。
