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東大阪市の特徴
ものづくりの街、ラグビーの街といえば東大阪
「ものづくりのまち」「ラグビーのまち」として知られる東大阪は、大阪府中河内地域に位置する人口はおよそ51万人の市です。路線や駅も多く、交通の便も良いので難波や大阪、奈良にもアクセスのしやすい街でもあります。人情味あふれる下町の温かさを感じることができる街で、国内でも屈指の中小企業の密接地帯です。日本が誇る技術を持った町工場が所せましと立ち並んでいます。また、1929年に開場した花園ラグビー場は、数々の歴史が刻まれたスタジアムです。2019年にラグビーワールドカップ2019では、日本ラグビーの新たな時代への起点となる大会の会場となりました。10月からスタートしたNHK連続テレビ小説『舞い上がれ！』の舞台も東大阪です。
河内国の神々を祀る神社の多い東大阪
古代から神話や歴史の中で語り継がれてきた河内国の神々を祀る神社仏閣が多いのも、東大阪の特徴です。1月のえべっさんでは「布施戎神社」付近は大賑わい。「いしきりさん」と親しみを込めて呼ばれる「石切劔箭神社」は、長い歴史を持つ神社で、でんぼ（おでき）の神さまとしても有名です。昭和の雰囲気が味わえる参道では、大阪ならではの美味しい食べ物のお店が並び、いつ訪れても賑やかです。安くて美味しい飲食店やお土産屋さん、最近ではおしゃれなカフェもあり、老若男女問わず参拝客が増えています。
東大阪市小阪には司馬遼太郎記念館が
2001年東大阪市の住宅街の一画に、司馬遼太郎記念館が開館しました。安藤忠雄さん設計のコンクリート打ちっ放しの建物は、高さ11メートル3層吹き抜けの大書架には約2万冊の蔵書が並び、司馬遼太郎の精神を感じることのできる空間です。司馬遼太郎の自宅と隣接地に建てられていて、地下1階、地上2階、ゆるやかな曲線を描くシンプルな構造で、雑木林風の庭の小径から窓越しに、司馬遼太郎の書斎を間近に見ることができ、歴史に思いを馳せる時間を楽しめます。
