ゴキブリを家から減らすためには、ゴキブリの習性をしっかり理解しておくことが重要です。そこで今回は、ゴキブリの巣について紹介したいと思います。
目次
ゴキブリの巣ってどんなもの?
ゴキブリは、鳥やアリのような、構造物として巣を作るわけではありません。以下のような場所を、巣と呼んでいます。
・夜行性であるゴキブリが、日中暗い場所で長時間留まれる場所
・ゴキブリが集団で過ごす場所
・卵を産み、幼虫が集まる場所
ゴキブリにとって過ごしやすく、長い時間じっとしていられるような環境であれば、そこはゴキブリの巣にもなりうる、というわけですね。
ゴキブリが巣食いやすい場所ってどんなところ?
では、ゴキブリが巣食いやすい場所とは、どんなところなのでしょうか? 例えば以下のような場所が挙げられます。
・冷蔵庫や電子レンジの下
・食器棚
・調味料入れ
・台所まわり
・タンスや引き出しの中
・家具の下、裏側、スキマ
・ゴミ箱の中
・ダンボールの中
・エアコンの中
・観葉植物の周辺
・天井裏
基本的に、狭く暗く、静かでじめじめした、人目につかない場所。そこがゴキブリの巣になります。
ゴキブリを巣ごと駆除する方法って?
カサカサと歩いているゴキブリは、おそらく食事や水を探索中。巣には他のゴキブリが待っているかもしれません。できるなら、見かけたゴキブリだけじゃなく、ゴキブリの巣ごとねこそぎ駆除したいですよね。
そんなときに便利なのが、「ベイト剤」です。ベイト剤とは、カンタンに言うと「毒エサ」。毒のあるエサをゴキブリに食べさせ殺すことができます。
そして、このベイト剤は、遅効性。食べたらすぐ死んでしまうのではなく、効果が後から効いてきます。これにより、ベイト剤を食べたゴキブリが巣に帰ることができるんです。
そして、ベイト剤を食べて死んだゴキブリの死骸やフンにも、殺虫成分が行き渡ります。ゴキブリは、他のゴキブリのフンや死骸もエサとして食べる習性がありますので、連鎖的に巣にいるゴキブリも駆除できるんです。
ゴキブリの習性を利用した「ベイト剤」には、「ブラックキャップ」や「コンバット」といった商品があります。ベイト剤はゴキブリが出やすいところに設置しておくだけで効果を発揮しますので、駆除もカンタン。まだ使ったことのない人は、ベイト剤をぜひ利用してみてくださいね。
いざというときにお役立て頂ける、害虫に関する
知って得する情報【知っ得】の連載をしております。
是非ご覧ください。
毎週月・金曜・随時更新 お楽しみに!