アシナガバチの巣を見かけたことがある方も少なくないでしょう。
アシナガバチの巣は、同じ害虫のハチであるスズメバチの巣と比べて巣穴が見えているためハチの姿も良く見える巣の形状となっています。
このアシナガバチの巣は、どのようにして出来上がっていくのでしょうか、今回はアシナガバチの巣の作り方や形状についてご紹介していきます。
目次
アシナガバチの巣の形状について
アシナガバチの巣の形状は、スズメバチのそれとは異なり、巣穴がしっかりと見えるような作りとなっています。
スズメバチは巣穴が見えないように周りを期の壁で囲んだような丸い形状の巣を作りますが、アシナガバチは巣穴が丸見えでハチの動きも見えるような巣となっており、巣の形状だけでアシナガバチの巣なのかスズメバチの巣なのかがわかるようになっています。
巣をじっくり見ると、巣の中にハチの子がいっぱいいたり、卵があったりとそれぞれの巣で子育てしている姿も見ることが出来るでしょう。
アシナガバチの巣の作り方
アシナガバチは巣を完成させるまでに木の皮や唾液を混ぜて一つ一つコツコツと巣を大きくしていきます。
巣を作るのには樹皮の靭皮繊維を素材としており、それに唾液に含まれているタンパク質などを混入したものを巣の材料としているため、他のハチの巣よりも頑丈にできていると言われています。
見た目ではすぐに壊れてしまいそうなアシナガバチの巣も、実はしっかりと硬い素材で出来ており、多くのアシナガバチが巣の上を行き来していても壊れることはありません。
アシナガバチの巣はいつまで残る?
アシナガバチの巣は、いつまで残るのでしょうか。
家の周りや物置、軒下や屋根裏に作られたアシナガバチの巣は、放っておいても良いのでしょうか。
アシナガバチの巣は撤去しない限りは残っています。
長い年月が過ぎれば巣が勝手に壊れてしまうこともありますが、それまでは残るため、実は危険なこともあります。
それは、スズメバチはアシナガバチの巣を襲うため、巣があることでスズメバチを呼び寄せてしまうこともあります。スズメバチの中でも特にヒメスズメバチは、アシナガバチの巣を襲い、アシナガバチの子や卵を食べてしまう生き物となっているため、アシナガバチにとっては天敵となる生き物です。
そのため、出来ることならアシナガバチの巣は、早めに撤去・駆除してもらうことが一番でしょう。
まとめ
アシナガバチの巣の作り方は他のハチと同じような方法となりますが、スズメバチの巣より頑丈に作られるようです。
昔は、子供たちがスズメバチやアシナガバチの巣に向かって石を投げて落とそうとしている姿が見受けられましたが、石を投げたくらいでは巣は落ちてこないようです。
そして、巣に向かって石を投げるという行為はハチに襲ってくださいと言わんばかりの危険行為ですので、絶対にやめましょう。
もし、巣を見つけたら専門業者を呼んで巣を撤去してもらうようにしましょう。
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