鳩は町中、公園などあらゆるところで見かける身近な動物ですよね。 その分、鳩のフンによって、様々な被害を受けてしまい、何とか対策を立てたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際に対策を立てるとしてもどのようにすれば分からないと言う方も多いと思います。
対策を立てる前に、鳩のことについて理解をするとより対策を立てやすくなります。
そこで今回の記事では、鳩対策を考えている方に、鳩の生態や特徴についてご紹介します。
目次
鳩の生態
*帰巣本能
帰巣本能とは、自らの住処を覚えておき、遠く離れた場所に行ってしまっても帰ってくることができる習性のことです。
これは、学習や経験などから後天的に得るものではなく、先天的に備わっているものを指します。
伝書鳩などは、こうした鳩の帰巣本能を利用したものです。
鳩の帰巣本能は、他の動物と比べても非常に強く、500~1000km離れていたとしても帰ってくることができると言われています。
*動線
鳩は習性から、基本的に毎日同じ動線で生活しています。
鳩の糞が毎日同じところに集中しているのも、上記の帰巣本能に加え、この動線が毎日同じという習性もあるからです。
また、鳩はマンションやビルに巣を作ることが多くあります。
これは、原種であるカワラバトが河原や崖などの三方囲まれた、安全性に優れた環境に巣を作っていたことが習性として受け継がれたからです。
*記憶力
鳩は、記憶力に優れた動物です。
そのため、一度餌をもらうと、餌をくれた相手の顔を覚えたりします。
そのため、鳩にとって、「餌をくれる人」「餌がよく落ちている場所」と認識された場合には、幾度となく被害がもたらされてしまう危険性があります。
害を加える鳩の特徴
鳩にはドバトとキジバトの2種類があり、公園や神社などで普段見かける鳩はドバトです。
首元が緑色にきらめいているのが大きな特徴です。
このドバトは、前述の鳩の生態で挙げた習性を持ち合わせていて、伝書鳩として利用されていたのも、こちらの種類になります。
ドバトは繁殖力も強いため、個体数が増えており被害が急増しています。
少しでも被害を受ける可能性を感じた場合には、早急に対策を立てましょう。
まとめ
以上、鳩対策を考えている方に、鳩の生態や特徴についてご紹介しました。
こういった生態・特徴に関する知識は、対策を立てる際に非常に役立ちます。
しっかりと鳩の生態・習性を考慮したうえで対策を立てましょう。
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