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アライグマの駆除は自分でもできる?業者に頼んだ方がいい?

自宅にアライグマが潜んでおり、自分でアライグマ駆除ができるのか知りたいという方からの質問です。トータルクリーンでアライグマ駆除を担当しているスタッフの角野が回答と解説をしていきます。

法律上「追い出し」なら可能ですが、「捕獲・駆除」には自治体の許可が必須です。現実的にはほとんどの人が業者依頼を選んでいます。

Q アライグマの駆除は自分でもできる?業者に頼んだ方がいい?
屋根裏からの物音や糞尿被害でお困りの方から、「自分でアライグマを駆除できるのか」というご相談を数多くいただきます。
正直にお伝えすると、法律上できることと、現実的にできることには大きな開きがあります。

「自分で駆除」といっても、実は2つのまったく異なる方法があります。

  • 追い出し:忌避剤などを使って家から離れさせる方法(許可不要、効果は一時的)
  • 捕獲・駆除:罠で捕まえて処分する方法(自治体の許可必須、根本解決が可能)

追い出しなら今日からでも始められます。ホームセンターで燻煙剤や忌避剤を買ってくれば一時的に追い出すことはできます。ただ、追い出しただけでは高い確率で戻ってきてしまうのが現実です。

一方、捕獲・駆除なら根本的な解決が見込めますが、こちらは自治体への申請、罠の設置、処分という作業が必要です。

私たちがこれまで対応してきた中で、自分で捕獲まで試みた方のほとんどは、最終的に業者に依頼されています。
実際、アライグマを根本的に駆除した事例を掲載していますが、駆除・消毒・侵入口封鎖といった対策をセットで行う必要があり、自分でやるのは中々大変なのが実情です。
アライグマの駆除は自分でもできる?業者に頼んだ方がいい?_施工説明

屋根の隙間や床下の大きな木材の隙間から壁の中を経由して天井裏まで移動
兵庫県三木市・個人宅のアライグマ駆除
場所兵庫県三木市・個人宅
駆除場所天井裏のアライグマ

以前から天井裏で足音が聞こえることがあり、アライグマなどの動物が侵入しているのではないかと気になっていましたが、どこから入っているのか分かりませんでした。今回、専門業者さんに調査を依頼したところ、屋根の隙間や床下の大きな木材の隙間から壁の中を経由して天井裏まで移動していたことが判明し、大変勉強になりました。糞の清掃や隙間封鎖の工事をしていただいたおかげで、ようやく安心して生活できるようになりました。遠方にもかかわらず、迅速に対応していただき、誠にありがとうございました。…もっと読む

「自分でできるかどうか不安」「費用や時間を比較して判断したい」という方は、まず当社の無料相談をご利用ください。状況をお聞きした上で、自分でやる場合と業者に依頼する場合、それぞれの現実的な対応をお伝えします。
当社では、アライグマ駆除の豊富な実績があり、罠の設置だけでなく再発防止の対策や薬剤による消毒も行っております。
強引な営業は一切しませんので、まずは相談からでもお気軽にご連絡いただければと思います。

ここからは、「自分でやるべきか、業者に頼むべきか」を後悔なく判断していただくために、以下の内容を詳しく解説していきます。

知らないと違法に!「追い出し」と「捕獲・駆除」の決定的な違い

アライグマは「特定外来生物」に指定されており、さらに「鳥獣保護管理法」の対象動物です。この2つの法律が、自分でできることに大きな制約をかけています。

まず知っておいていただきたいのが、無許可でアライグマを捕獲すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金という刑事罰の対象になるという事実です。
「害獣なんだから勝手に捕まえてもいいだろう」という考えは、実は違法なんです。

では、許可なしで何ができるのか。それが「追い出し」と呼ばれる方法です。

項目 追い出し 捕獲・駆除
法的扱い 許可不要 自治体の許可が必須
方法 忌避剤、燻煙剤、超音波機器などで嫌がらせて離れさせる 箱罠で捕獲し、自分で処分または自治体に相談
効果 一時的(戻ってくる可能性が高い) 根本的解決が可能
費用 2,000円〜10,000円程度 10,000円〜63,000円程度(平均3万円以上)
作業期間 数日〜2週間 申請から完了まで1ヶ月〜3ヶ月
リスク 効果が薄い、再発の可能性 処分の精神的負担、手続きの煩雑さ

よくある誤解が「アライグマを傷つけさえしなければ大丈夫だろう」というケースです。
実際、ホームセンターで箱罠を買って自宅に設置した方が、近所の方から通報されて警察沙汰になったケースもあります。

捕獲そのものが違法行為なので、罠を仕掛けた時点でアウトです。たとえアライグマがかからなくても、設置しただけで法律違反になる可能性がある点を理解しておきましょう。

「アライグマの追い出し」だけでは解決しない理由

「それなら追い出しでいいじゃないか」と思われるかもしれません。確かに許可は不要ですし、今日からでも始められます。

ただ、アライグマという動物の特性を考えると、追い出しだけで完全に解決するのは非常に難しい。理由は3つあります。

まず、アライグマは学習能力が非常に高い動物です。最初は市販グッズや忌避剤の臭いを嫌がって逃げますが、数日もすると慣れてしまいます。「あの臭いがしても特に害はない」と学習すると、平気で戻ってくるようになります。

実際、「3ヶ月間市販グッズで対策したが、結局戻ってきた」というお客様もいらっしゃいました。忌避剤の効果は永続的ではないんです。

加えて理解しておく必要がある点が、侵入口を塞がない限り、追い出してもまた入ってくるという点です。アライグマは10cmの隙間があれば侵入可能であり、屋根と壁の隙間、通気口、配管周りなど、素人では見つけにくい場所から侵入してくるケースがほとんどです。

追い出すことに成功しても、その後すぐに侵入口を塞がなければ、1週間後にはまた屋根裏で物音がする、という事態になりかねません。

最後に、子育て中(4月〜6月)のアライグマは、どんなに強力な忌避剤を使っても巣を離れません。母親としての本能が、化学物質への恐怖を上回るんです。
天井裏から複数の鳴き声が聞こえる、昼間も物音がする、といった状況なら要注意です。この時期は追い出しがほぼ不可能だと考えてください。
「追い出し」だけではアライグマ被害が解決しない理由

自分でアライグマを駆除する際に理解しておくべき注意点

「それでも自分で駆除を試みたい」という方のために、捕獲・駆除を自分で行う場合の現実をお伝えします。覚悟すべき点は5つです。

  • 申請手続きに2週間〜1ヶ月:自治体への書類提出、許可が下りるまでの待ち時間
  • 捕獲期間は平均3週間〜2ヶ月:罠を仕掛けてもすぐにかかるとは限らない
  • 処分は自己責任:捕獲後、自分で処分するか自治体に相談(引き取ってくれない自治体も多い)
  • 糞尿の清掃・消毒:悪臭、健康リスクと向き合う覚悟
  • 侵入口の特定と封鎖:再発を防ぐための最重要作業

申請手続きから完了まで、トータルで1ヶ月〜3ヶ月かかるのが一般的。「来週中になんとかしたい」という方には、現実的に不可能な選択肢なんです。

自治体によって対応は大きく異なります。箱罠を無料で貸し出してくれる自治体もあれば、「自分で購入してください」という自治体も。捕獲後の処分についても、引き取ってくれるところと「自己責任で」というところがあります。

まずはお住まいの市町村役場の環境課や農政課に問い合わせて、どんな支援があるのか確認することからスタートします。この問い合わせ自体、平日の日中に電話する必要があり、仕事をされている方には時間的なハードルになることかと思います。

自分で「追い出し」を試みる場合の具体的な方法

捕獲・駆除は難しそうだが、とりあえず追い出しを試してみたい。そういう方のために、市販グッズを使った追い出し方法を効果の高い順にご紹介します。

ただし前提として、これらの方法は「一時的な効果」であり、侵入口を塞がない限り再発する可能性が高いことを理解しておいてください。

燻煙剤で追い出す方法

最も即効性があるのが燻煙剤です。害獣用の燻煙剤など、アライグマが嫌がる成分を含む煙を発生させる商品を使います。

  • 費用:1,000円〜1,500円程度
  • 効果期間:1〜2週間
  • メリット:即効性がある、広範囲に効果が及ぶ、害虫駆除も同時にできる
  • デメリット:密閉空間でないと効果が薄い、効果が長続きしない、慣れると戻ってくる

使い方は一般的な害虫用の燻煙剤と同じです。ただし、屋根裏に直接置かないと効果が薄いんです。室内で焚いても、天井裏まで煙はほとんど届きません。

天井の点検口を見つけて、そこから屋根裏に直接燻煙剤を設置する必要があります。点検口がない、あるいは場所がわからない場合は、この方法自体が使えないかもしれません。

効果が出るケースは、まだ住み着いて間もない、餌場として認識されていないフェーズです。すでに数ヶ月間住み着いている場合、一時的に逃げてもすぐ戻ってくる可能性が高いです。

忌避剤(ハッカ油・木酢液)で遠ざける方法

アライグマは嗅覚が鋭く、強い臭いを嫌います。その性質を利用するのが忌避剤。

  • 費用:1,000円〜5,000円程度
  • 効果期間:2〜4週間
  • 種類:液剤、スプレー、ゲル状など
  • 主な成分:ハッカ油、木酢液、唐辛子エキスなど

屋根裏や壁の隙間など、アライグマの侵入経路や足跡が見られる場所に設置します。スプレータイプなら手軽ですが、効果は1週間程度。ゲル状のものは長持ちしますが、設置場所が限られます。

問題は、雨に濡れると効果が半減すること。屋外の侵入口周辺に設置する場合、こまめな交換が必要になります。週に1回は点検して、臭いが弱くなっていたら追加するという作業が続きます。

「ホームセンターで買えると聞いて試したものの、2週間後にはまた物音がするようになった」というケースはよくある事象です。忌避剤は「予防」には有効ですが、すでに住み着いているアライグマを追い出すには力不足なことが多いんです。

超音波機器を使った対策

人間には聞こえない高周波音を発生させてアライグマを追い払う機器です。

  • 費用:2,000円〜5,000円程度
  • 効果範囲:機種により20〜50平方メートル
  • メリット:設置が簡単、アライグマ以外の害獣にも効果、長期間使える
  • デメリット:効果に個体差がある、慣れると効果が薄れる、初期費用が高め

屋内用と屋外用があり、屋外用は防水機能付き。コンセントに差し込むだけで作動するタイプが主流です。

ただし、これも「慣れ」の問題があります。最初の1〜2週間は効果があっても、その後は平気で近づいてくるようになったという報告が多いんです。

また、餌場として認識されている場所や、子育て中の巣がある場合、超音波では追い出せません。食欲や母性本能が、不快な音への恐怖を上回ってしまうんです。

アライグマ追い出し後の最重要作業は「侵入口の封鎖」

どの方法で追い出すにせよ、その後すぐに侵入口を塞がなければ意味がありません。これが最も重要な作業であり、同時に最も難しい作業でもあります。
アライグマ追い出し後の最重要作業「侵入口の封鎖」
アライグマは10cmの隙間があれば侵入可能。一般的な侵入口は以下の通りです。

  • 屋根と壁の隙間
  • 通気口(特に床下通気口)
  • 軒下の破損部分
  • 配管が壁を貫通している部分
  • 雨樋の接続部分

問題は、侵入口が複数あることがほとんどだということ。1箇所塞いで安心していたら、別の場所から入ってきた、というケースは日常茶飯事。

封鎖に必要な材料は、金網(目の細かいもの)、パンチングメタル、コーキング材など。費用は5,000円〜15,000円程度ですが、高所作業になる場合は脚立やハーネスなども必要になります。

そして最も注意すべきは、封鎖のタイミング。アライグマが中にいる状態で侵入口を塞いでしまうと、中で餓死してしまいます。死骸は悪臭を放ち、衛生上の問題になりえます。

確実にアライグマが外出しているタイミング(夜間、餌を探しに出かけている時間帯)を見計らって封鎖する必要があるんです。これを素人が判断するのは、かなり難しいのがリアルです。

実際の失敗例として、「侵入口が複数あることに気づかず1箇所だけ塞いで失敗」「追い出す前に封鎖してしまい、内部で死亡させてしまった」というケースがあります。

自分でアライグマ駆除を行う際のリスク

自分で駆除を試みる場合、避けられない3つのリスクがあります。事前に知っておくことで、「こんなはずじゃなかった」という後悔を防げます。
自分でアライグマ駆除を行う際の3つのリスク

リスク①:法律違反で罰金100万円

すでに触れましたが、無許可での捕獲は刑事罰の対象。1年以下の懲役または100万円以下の罰金です。

「知らなかった」では済まされません。実際、無許可で箱罠を設置して摘発されたケースは全国で発生しています。

また、追い出しの際も注意が必要。追い出そうとしてアライグマを傷つけてしまった場合も法律違反となります。例えば、棒で突いて追い出そうとして怪我をさせた、といった場合が該当します。

「害獣だから何をしてもいい」わけではないんです。あくまで「傷つけずに遠ざける」のが追い出し。この線引きを理解していないと、意図せず違法行為をしてしまう可能性があります。

リスク②:健康被害(感染症・怪我)

アライグマは見た目は可愛いですが、野生動物です。追い詰められると非常に攻撃的になり、鋭い爪と歯で激しく抵抗します。

素人が捕獲を試みて噛まれたり引っかかれたりした場合、深刻な怪我につながる可能性が高い。それだけでなく、アライグマが保有している感染症のリスクもあります。

  • レプトスピラ症:尿を介して感染、重症化すると腎不全や肝不全
  • 狂犬病:日本国内での発症例は稀だが、噛まれた場合は要注意
  • 回虫症:糞に含まれる回虫の卵が口に入ると感染
  • サルモネラ菌:糞尿から感染、食中毒の原因に

特に危険なのが糞尿の清掃作業。アライグマは「ため糞」という習性があり、決まった場所に大量の糞をします。これを素手で触るのは絶対にNG。

マスク、ゴーグル、防護服、ゴム手袋は必須。それでも、清掃中に舞い上がった粉塵を吸い込んで感染するリスクはゼロにはなりません。

「糞の掃除なんて大したことないだろう」と軽く考えていた方が、実際に屋根裏を見て「こんな状況だとは思わなかった」と絶句されるケースは非常に多いです。

リスク③:失敗して二度手間・再発

自分で駆除を試みた場合の最大のリスクが、これです。失敗して結局業者を呼ぶことになり、二重の費用と時間がかかってしまうパターンです。

よくある失敗シナリオは以下の通りです。

  • 追い出しに成功したが侵入口を塞ぎきれず、1週間後に再発
  • 罠を設置したが2ヶ月経ってもかからず、その間に被害が拡大
  • 捕獲には成功したが処分ができず、業者に引き取りを依頼
  • 清掃・消毒が不十分で、ダニやノミが大発生

時給換算すると、「延べ30時間かけて作業したが失敗。結局業者に6万円払った。最初から業者に頼んでいれば、時間も費用も節約できたのに」という後悔の声は少なくありません。

アライグマは賢い動物です。一度罠を見破られると、次から警戒してかからなくなる。素人の試行錯誤が、かえって駆除を難しくしてしまうこともあるんです。

アライグマ駆除業者選びのポイント

ここまで読んで、やっぱりアライグマ駆除はプロの駆除会社に依頼使用と思ったかたも多い個とかと思います。
アライグマ駆除業者は検索すると沢山ヒットしますが、中には悪徳業者も存在するので注意が必要です。簡単に、後悔しない業者選びのポイントをお伝えします。
アライグマ駆除業者の選ぶ際は以下の点に注意しながら選定してください。

  • 見積もりが明確:作業内容ごとの料金が明示されている
  • 追加料金の説明:どういう場合に追加料金が発生するか事前に説明がある
  • 保証制度の有無:再発保証が明記されている
  • 口コミ・評価:実際の利用者の声を確認できる
  • 対応の丁寧さ:電話やメールでの質問に誠実に答えてくれる
  • ペストコントロール協会に所属しているか:公的機関に所属している会社であれば、一安心です

逆に、避けるべき業者の特徴は以下の通りです。

  • 電話で料金を言わない:「現地を見ないとわからない」と濁す
  • 極端に安い:「9,800円〜」などの格安料金を謳っている
  • 契約を急かす:「今日決めてくれたら半額」などの押し売り
  • 見積もりが曖昧:「一式」などで詳細が不明
  • 資格情報や所属団体の記載がHPにない:公的機関への所属歴や保有資格の記載は必ず確認するようにしましょう/li>

アライグマ駆除会社を選ぶ際には、これらの点に注意しながら、選定していってください。
できれば、複数の業者に見積もりを取って比較することをおすすめします。その際、料金だけでなく、作業内容と保証内容も必ず確認してください。

まとめ

アライグマの駆除、自分でやるべきか業者に頼むべきか。この記事でお伝えしたかったのは、「不可能ではないが、法律面や技術面の観点で、ハードルは高い」ということです。

いずれにしても、アライグマ駆除は早めの対処が最も重要です。アライグマ被害は放置すればするほど悪化し、解決が困難になります。

「自分でできるかどうか不安」「まずは状況を見てもらいたい」という方は、トータルクリーンの無料相談をご利用ください。

現状のアライグマ被害状況をお聞きした上で、適切な対策をお伝えします。強引な営業は一切しませんので、まずは相談からでもお気軽にご連絡いただければと思います。

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