京都市の特徴
京都の産業は観光ではなく製造業!
京都の最大の産業は観光ではなく、製造業だというのは意外かもしれませんが、京都は日本でも有数の工業都市なのです。誰もが知っている西陣織、友禅染、京焼などの伝統的な工業。そして現代的なハイテク工業までもが京都の産業を支えています。日本を代表する名産品も多く伝統工業の発展はいうまでもありません。古くから日本の文化・政治の中心地として栄えてきた京都市。市街地では、農業や林業、そしてハイテク産業なども発展しています。また、京都では古くからつくられている「京野菜」などの伝統の野菜や、宇治茶などは、京都を代表する農産物です。
京都市の商店街
京都には京都市民からは「にしき」という愛称で呼び親しまれている400年の歴史を持つ「錦市場商店街」を筆頭に、京都で最も古い商店街の一つ「三条名店街商店街」、京都市内の最北端にある比較的新しい商店街「御薗橋801商店街」まで、情緒あふれた商店街が数多くあります。西日本で一番小さな向日市にある「向日市激辛商店街」は定番のカレーをはじめラーメン屋スイーツなど40軒のお店が並び、市民から愛される商店街です。世界遺産の平等院や宇治上神社にほど近い「宇治橋通り商店街」は「上林春松本店」や「中村藤吉本店」などお茶の老舗が並び、宇治茶を使ったメニューが楽しめます。伏見稲荷大社の前にある「伏見稲荷参道商店街」はお祭りの縁日のような通りで、お土産やさんとご飯屋さんが多くの観光客で賑わっています。
京都市の「碁盤の目」には数え歌がある
京都には古くから伝わる通りの数え唄があるくらい、街路が規則正しく「碁盤の目」に横と縦に並んでいることは有名です。市街地の地形の多くは平坦で、通りは固有の名称を持ちます。どこの交差点も似ているので、自分が今どこにいるのか、どちらの方角に向かっているのかが分からなくなることも多いです。広い幹線道路以外は一方通行の道路が多く、そこにきて道が狭いため車で迷い込むと非常に困難を極めます。通りの名前を知っておくだけでも、京都市内においても道に迷うことを避けられるでしょう。(通り名:丸太町、竹屋町、夷川、二条、押小路、御池、姉小路、三条、六角、蛸薬師、錦小路、四条、綾小路、仏光寺、高辻、松原、万寿寺、五条、 (雪駄屋町)、鍵屋町、(銭屋町)、(魚棚)、六条、三哲、七条、八条、九条、十条、東寺)
お客様からの相談内容