ゴキブリが現れたときに、スプレーがすぐ近くになかったり、切らしていたりしたことはありませんか?
叩いて殺すのは菌が撒き散るのでNGだし、そもそも近寄りたくないですよね……。そのまま放置するしかないのでしょうか?
安心してください! ゴキブリ駆除スプレーがないときでも、家にあるもので代用できるんです!
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ゴキブリ退治用スプレーがないときは、液体洗剤をゴキブリにかけると死ぬ
ゴキブリ退治用スプレーがないときは、台所にある液体洗剤をゴキブリにかけてください。ジタバタと暴れまわりますが、そのうち動かなくなり、ゴキブリを駆除することができます。
液体洗剤に限らず、泡タイプの石鹸などでも大丈夫です。ちなみに、床が汚れるのであまりやりたくはないですが、サラダ油をかけても効果があります。
なぜ液体洗剤をかけるとゴキブリは死ぬのか?
液体洗剤をかけると、ゴキブリはジタバタとあがきながら死にます。いかにも苦しそうなので、洗剤になにか毒があるのかと思ってしまいますが、そうではありません。ゴキブリは、窒息死しているんです。
ゴキブリの呼吸方法は、わたしたち人間とは異なります。口で呼吸しているわけではなく、身体の側面にある「気門」という穴から呼吸しているんです。
そして、ゴキブリに液体洗剤や油をかけると、この気門が塞がれます。それにより、呼吸ができなくなり、窒息死します。これが、液体洗剤でゴキブリを退治できる理由です。
ゴキブリを退治するときに使える家にあるもの、ほかにはなにがある?
洗剤以外にも、家にあるもので、ゴキブリを退治することができます。
たとえば、掃除機。ゴキブリをそのまま吸い込むのです。
ただし、吸い込んだあと、そのまま放置しておくのはNG。ゴキブリが掃除機の中から脱出してしまいますし、そもそも掃除機の中はゴキブリのエサとなるホコリが多く、快適な環境なんです。すぐに掃除機の紙パックを取り出し、しっかり処分しましょう。
掃除機の紙パックはゴミ箱に入れておくと、やはり脱走する可能性があります。2重にしたゴミ袋に入れきつく縛り、ゴミ捨て場に早めに出してくださいね。すぐにゴミ出しができない場合は、せめて家の中ではなくベランダなどに置いておきましょう。
熱湯は実践的ではない
ほかには、熱湯をかけるという手段もあります。しかし、お湯を沸かしている間に見失う可能性もありますし、かけた熱湯がはねてやけどをする危険性もあり、オススメしません。洗剤をかけるか、掃除機で吸い込む方がスムーズですよ。