穏やかな日常生活の中にカサコソと不穏な音を立てて登場するゴキブリ。快適な暮らしを脅かす存在として嫌悪感がわきますね。でも一網打尽にしようと思ってもなかなか見つけづらいのが実情です。そこで今回は、ゴキブリがなぜ見つけづらいのかを簡潔にご紹介しましょう。
目次
ゴキブリが見つけづらい理由1:巣を作らない
意外かもしれませんが、ゴキブリはシロアリやハチのように決まった場所に巣を作る習性がありません。住み着く場所としては「湿気がある」「暖かい」「暗い」などが挙げられますが、産卵はこの3つの条件がすべて揃っていないところでも行われます。
ゴキブリ駆除で、現在室内にいる成虫・幼虫の退治、卵の処分、侵入防止の3つを実施する必要があるのは、決まったところに巣を持たないというゴキブリの特性があるからです。
ご自身で完璧に駆除する自信がないときは専門の業者にご依頼いただくと良いでしょう。
ゴキブリが見つけづらい理由2:動き回っている
「ゴキブリの種類を分かりやすく解説」にも記載したように、現在日本ではクロゴキブリ、ヤマトゴキブリ、ワモンゴキブリ、チャバネゴキブリの4種類をよく見かけます。これらのゴキブリは卵鞘(らんしょう)という複数の卵が入った鞘状の卵を産みます。
孵化まではクロゴキブリが約40日、チャバネゴキブリが約20日。動物のように生まれてしばらくは活発に行動できないということはなく幼虫がすぐに動き回れるため、ゴキブリが潜んでいなそうなところを確認しても空振りになることが少なくありません。ゴキブリが見つけづらいのにはこういった理由はも挙げられます。
ゴキブリが見つけづらい理由3:外から侵入されることが多い
店舗でもご家庭でも、駆除してからしばらくすると再びゴキブリを見かけるようになってしまうことがよくあります。これは、ゴキブリが建物の中で繁殖するよりも外から侵入して来るほうが多いためと考えられます。主な侵入経路は排水溝やエアコンのホースなど外部とつながっている場所です。
ほとんどの場合、ゴキブリを見つける動機は「完璧に駆除したい」という気持ちからだと思いますが、外から侵入されることを考慮すると懸命に探しても徒労に終わる可能性が否定できません。ゴキブリ対策は継続的に実施する必要があることを覚えておきましょう。
まとめ
ゴキブリが見つけづらい理由として、主に「巣がない」「じっとしていない」「外から入り込む」の3つがあることがお分かりいただけたのではないでしょうか。見つけづらいものを無理に探すのは時間の無駄になります。迅速で手間いらずなゴキブリ駆除はトータルクリーンにお任せください!
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