部屋の中で思いがけず遭遇してびっくりする生き物の代表格と言えばゴキブリですね。このような心の準備ができていない緊急時にゴキブリ退治をするにはどのような方法があるでしょうか。ここでは「スプレー式の殺虫剤を使う」「雑誌などを丸めて叩く」「何もしない」の3つをご紹介します。
目次
殺虫剤を使う
急に出てきたゴキブリを今すぐ退治したい! ご家庭やお店でよくあるこんな緊急時に便利なのがスプレー式の殺虫剤です。現在市販されているものを大別すると、殺虫成分が含まれているタイプと含まれていないタイプの2種類になります。
「おうちに小さいお子さんやペットがいる」「お店(とくに食べ物や食器を扱うところ)で使う」などの場合には、泡で包んだり凍らせたりするタイプを使うのがおすすめです。ただし緊急とは言えよく狙って噴き付けなければならないので、より確実にゴキブリ退治をしたいという方は殺虫成分が入ったスプレーを使うほうが良いでしょう。
雑誌などを丸めて叩く
昔からある緊急時のゴキブリ退治法としてよく知られているのが雑誌などを丸めて叩くやり方です。叩けるものであれば何でもよく、中には素手で仕留めるという猛者もいますが、ゴキブリにバイキンが付着していることを考えるとやはり道具を用いたほうが安心と言えます。
叩いて退治するときは少し重量があって持ちやすいものを使うのがポイントです。雑誌やスリッパを使ったことのある方なら扱いやすさを実感できるのではないでしょうか。叩いた後は、できれば掃除機をかけ、除菌スプレーなどで拭き掃除をしておくと良いでしょう。こうすることで万が一メスが体から卵を落としても一緒に処分できます。
後を追う
緊急時のゴキブリ退治方法、3つめは「後を追う」です。それでは退治にならないと思われるかも知れませんが、この方法のポイントはゴキブリの後を追って侵入経路や群居(※1)している場所を特定することにあります。
すばしっこいので後を追うのも簡単ではありませんが、侵入や産卵の場所を見つけて対策すれば今後ゴキブリに遭遇する回数を格段に少なくできる可能性があります。時間がない方や緊急なときとは言えゴキブリに付き合いたくない方は、トータルクリーンの記事をご覧いただいて、すぐにでもゴキブリの侵入経路を遮断するなどの対策をしておきましょう。
まとめ
今回は緊急時のゴキブリ退治方法を3つご紹介しました。スプレーを使うにしても叩いて退治するにしてもゴキブリがその場で消えてなくなるわけではありません。掃除機を出すのが面倒なら、100円ショップなどでも買える小さなホウキとチリトリを用意しておくと便利ですよ。
※1:ゴキブリは巣を作らず暗くて温かい場所などに群れる習性があります。
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