目次
ハチの巣を見つけたらどうすればいい?
ハチの巣を見つけたら、まずはその場を静かにゆっくりと離れましょう。ハチは大きな音や俊敏な動きをするものを敵と捉えてしまう習性があります。巣に近づいたときに、慌てて逃げたり、叫んだりするのは余計にハチを刺激してしまいます。
そして、自分で駆除をするか業者に頼むなどして必ず駆除するようにしましょう。
そのまま放置してしまうのは厳禁です。なぜなら、ハチは一度巣を作ると、何度も同じ場所に巣を作る性質があります。よって、巣を駆除せずに放置するとまた次の年に巣ができてしまう可能性が高いです。
もし、業者に頼む場合はハチの巣の大きさやハチの種類によって値段や駆除方法が変わってくるので、その巣が何のハチの種類なのかを少し知っておくことが大切です。
業者に伝えるためにそれぞれの特徴を知っておこう
・スズメバチの巣の特徴
実は日本国内ではハチの中でもスズメバチによる被害の比率が高く、年間1000件以上ほどの被害を受けています。スズメバチに刺されると痛みも腫れ具合もとても酷いので、巣を見つけた際は速やかに駆除しましょう。
スズメバチ自体の特徴は、ハチの中でも大きさは大きく女王蜂は45ミリ、働き蜂は40ミリほどの大きさです。
巣の特徴としては、初期は女王蜂しかいないので丸型フラスコを逆にしたような形で色は茶色のものが多いです。やがて、働きバチが羽化すると大きな丸型になります。よく巣ができる場所は家の軒下や樹木、崖などの開放的な場所や、土の中や屋根裏、家屋の隙間など閉鎖的な空間など様々です。
・アシナガバチの巣の特徴
アシナガバチ自体の特徴としては、その名の通り細身で長い足を垂らして飛んでいます。他のハチと比べて穏やかで、よっぽどのことがない限り人間を襲うことはないハチです。
アシナガバチの巣は他のハチの巣と比べるととても小さいのが特徴的です。春先、初期段階の女王蜂のみの時期はわずか4センチほどとても小さな巣であり、夏に10センチほどになり、秋にかけてはそれより少し大きくなります。
また、アシナガバチの巣は植物の繊維質で作られ、唾液由来のタンパク質を混入して作るのでとても丈夫に作られています。
色は白色や灰褐色で形は六角形がたくさん繋がって下か上を向いている状態でシャワーヘッドのようにぶら下がっています。スズメバチと同様に、閉鎖的空間にも開放的空間にも巣を作るので、狭いところなどは駆除がとても大変です。
ハチの巣の種類はたくさんある?
ハチの巣はそのハチによって様々な形をしています。ハチを見ただけで、種類を判別できなくても巣を見れば種類が特定できてしまうほど、巣の種類はたくさんあります。
上記のように、スズメバチは丸型フラスコのような形、アシナガバチはシャワーヘッドのような形をしています。もう一つ紹介するとすれば、二つのハチとは異なり、ミツバチの巣は平べったい形をしています。色も蜜が集まるとオレンジ色になり他のハチの巣と見分けが付きます。
このように、ハチの巣にはハチによって様々な種類があります。
まとめ
ハチの巣には、そのハチによって様々な種類があります。身近にハチの巣を見つけたときは、ハチの巣の特徴をつかみ、何のハチの巣なのかを考えて駆除するようにしましょう。
+.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜++.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.+.。.:*・゜+
平素より弊社をご愛顧頂きありがとうございます。
いざというときにお役立て頂ける、害虫に関する
知って得する情報【知っ得】の連載をしております。
是非ご覧ください。
毎週月・金曜・随時更新 お楽しみに!
+.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜++.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.+.。.:*・゜+