庭などで、土に巣を作っているハチを見つけると、刺されないか心配になるかもしれません。
一般的に、ハチは木や壁面などに巣を作りますが、一部のハチは土に穴を掘って巣を作ります。
こちらの記事では、土に住むハチの特徴や、駆除の必要性、駆除方法について解説しました。
地面に近い場所でハチを見つけてお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
土や地面にハチがいる場合、地蜂(クロスズメバチ)の可能性が高い
土や地面に巣穴を作り、低い場所を飛行しているハチは、クロスズメバチである可能性が高いです。
クロスズメバチは地蜂とも呼ばれるスズメバチの仲間です。
クロスズメバチの体長は最大で1.8センチメートルほどで、体は黒っぽい色をしています。
6月ごろから巣作りを始め、12月ごろまで活動を続けることが、クロスズメバチの特徴です。
クロスズメバチに似た種類として、シダクロスズメバチという地蜂もいます。
見た目が少し異なりますが、基本的な習性は同じです。
土に住むハチは攻撃性が低いが、駆除時は注意が必要
土に住むクロスズメバチは、丸型の巣を作る一般的なスズメバチと比較して、攻撃性は低いです。
クロスズメバチはスズメバチの仲間の中でも最も体が小さく、こちらから刺激しない限りは襲われる心配はありません。
ただし、針や毒は持っているため、安易に近づかないようにしましょう。
家の近くに土蜂が住みつき危険を感じる場合は、殺虫剤の使用や巣穴を壊すことによって駆除が可能です。
自力で駆除する場合は、ハチ専用の駆除用品や防護服を用意した上で、安全に作業を行いましょう。
自力での駆除が難しい場合や、巣穴を壊しても戻ってきてしまう場合などは、ハチ駆除の専門業者に依頼することがおすすめです。
山林の土にはオオスズメバチがいることもあり危険
山林の土中には、クロスズメバチではなくオオスズメバチが巣を作っている場合があります。
オオスズメバチは攻撃性の高いスズメバチで、ターゲットを集団で襲うため危険です。
もし、地面近くにいるハチの体長が2センチメートルよりも大きく、体の色が黄色っぽい場合は、オオスズメバチかもしれません。
山林などでオオスズメバチらしきハチを見つけた場合は、刺されないよう注意して速やかに逃げましょう。
まとめ 土に住むハチの駆除は業者への依頼もご検討ください
土に住むハチはクロスズメバチの仲間であることが多いです。
クロスズメバチは比較的おとなしい種類のため襲われる可能性は低いですが、刺されることもあるため注意しましょう。
庭に巣を作ってしまった土蜂を安全に駆除したい場合は、業者の利用がおすすめです。
弊社では無料お見積もりも承っていますので、お気軽にご相談ください。