鳩は公園や神社、お寺などでよく見かけ、平和の象徴とされています。
しかし、家に鳩の巣ができることがあり、迷惑な面もあります。
そこで、この記事では鳩の巣の駆除をお考えの方に向けて、家に巣ができる理由とそれによる悪影響について詳しく解説します。
ぜひ参考にしてください。
目次
鳩が家に巣を作る原因と作りやすい場所とは
鳩が人の家に巣を作るのは様々な原因があります。
ここでは、2つの原因を紹介します。
1つ目はカラスのような外敵から身を守れることです。
カラスは肉食のため、鳩を捕まえて食料にすることがあります。
2つ目は住みやすい環境があることです。
人の家は水飲み場として利用できる場所もあります。
そして、鳩が家で巣を作りやすいのはベランダや軒下、室外機の後ろ、屋根の隙間などです。
鳩は年に5回程卵を産むため、上記のような安心して子育てできる環境に巣を作りやすいです。
また、特に団地やマンションなどの上階のベランダは外敵からの安全性が高いため、巣を作られやすいです。
鳩の糞による被害とは
鳩が巣を作ると、鳩の糞がその周辺に落とされます。
そして、その鳩の糞により人に様々な被害を受けます。
ここでは、被害を3つ紹介するので参考にしてください。
1つ目は不快な思いをすることです。
鳩の糞はベタ付くため落としにくいです。
また、ベランダはコンクリートがむき出しの場合が多いため、糞があると目立ちます。
そのため、糞を大量にされると見た目がかなり悪くなり、不快な思いをするでしょう。
鳩が糞をする場所は、安全地帯と意識されているため、放っておくと鳩が巣を作ってしまいます。
糞を見つけたら早急に対応しましょう。
2つ目はアレルギー疾患の原因になることです。
鳩の大量の糞や羽には様々な菌が付いています。
それを人間が吸い込むと、呼吸困難や激しい咳、発熱などを発症することがあります。
こうした疾患を鳥関連過敏性肺炎と言い危険な疾患のため、注意が必要です。
3つ目は色々な病気を発症する恐れがあることです。
鳩の糞はアレルギーだけでなく、オウム病、鳥インフルエンザ、トキソプラズマ症などの病気を引き起こす可能性があります。
それは、鳩の糞に付着している細菌や寄生虫が人に悪影響を与える種類が多いからです。
まとめ
今回は家に鳩の巣ができる理由とそれによる悪影響について詳しく解説しました。
天敵から逃れられること、住みやすいことから鳩は人家に巣を作ることがあります。
また、巣ができることによって落とされた糞で様々な被害を受ける可能性があります。
以上から、鳩の巣を見つけた際は早急に駆除することが大切です。