- 鳩の羽を放置しても大丈夫なのか不安…
- 鳩の羽の掃除ってどうやればいいの?
- 鳩を寄せ付けないために何をすればいい?
「最近、ベランダに鳩の羽がよく落ちているけど、掃除が面倒でそのまましている…」そんな方はいませんか?
じつは、鳩の羽を放置すると、健康被害や寄生虫の発生といったリスクがあることをご存知でしょうか?
本記事では、鳩の羽を放置することで生じる悪影響と、自分でできる対策方法、必要に応じた専門業者への依頼ポイントまで、わかりやすく解説します。
私たち株式会社トータルクリーンは、テレビやラジオにも出演経験のある害虫・害獣駆除の専門業者です。
業歴50年以上を有するトータルクリーンにて、鳩被害の対応を得意としている山脇(@山脇和也)がお伝えします。
Table of Contents
鳩の羽を放置すると起きる3つのリスク

鳩の羽を放置することでどのような問題が発生するのか、以下の3つを確認ください。
1. 健康被害(アレルギーや感染症)
鳩の羽にはダニやカビ、細菌が付着しており、アレルギーや呼吸器系の疾患を引き起こす原因になります。
特に喘息を持つ方や小さなお子様・高齢者がいる家庭では注意が必要です。
また、クリプトコックス症やトキソプラズマ症など、鳩が媒介する人獣共通感染症も報告されており、免疫力が低下している方はリスクが高くなります。
2. 寄生虫の発生(ハジラミなど)
鳩の羽には「ハジラミ」と呼ばれる羽専門の寄生虫が生息していることがあります。
この虫は人の髪の毛や衣類にも寄生する可能性があり、不快なかゆみや衛生問題を引き起こすことがあります。
放置された羽が屋内に風で入り込むことで、思わぬ二次被害に繋がらないよう注意が必要です。
3. 鳩の再訪・巣作りの兆候
羽が複数落ちている場合、それは「近くに鳩が巣を作っている可能性がある」というサインかもしれません。
鳩は「安全な場所」と判断すると、同じ場所に何度も戻ってくる習性があります。
そのまま放置してしまうと、巣作り・産卵に進み、法律上撤去が難しくなる場合もあります。
鳩の羽を放置してはいけない理由
羽だけであっても、鳩の存在そのものがさまざまなリスクの原因になります。
目に見えない菌やウイルス、寄生虫が空気中に舞うことで、家族や近隣住民に影響を与える可能性もあり、健康被害を考えると放置するのは危険です。
さらに、放置していた羽に鳩が戻ってくることで「なわばり化」が進み、被害が拡大していくこともあります。
「面倒だから」と放っておかず、早めに清掃と対策を行うことが、結果的に手間を減らす近道になります。
鳩の羽の掃除方法|手順と注意点
鳩の羽を掃除する際は「素手でさっと拾う」といった軽い気持ちではなく、適切な手順と装備で慎重に対処することが大切です。
ここでは、鳩の羽を安全に取り除くための道具と、具体的な掃除手順を詳しくご紹介します。
掃除に取り掛かる前に道具を揃える

- 使い捨てゴム手袋(ニトリル製など)
- 使い捨てマスク
- 透明ゴミ袋(密閉できるもの)
- 古新聞やキッチンペーパー
- トングや小さなスコップ
- アルコールスプレーまたは次亜塩素酸水
- 雑巾や使い捨てウエス
- 掃除後の手洗い用石けんや消毒ジェル
鳩の羽を取り除く
- 鳩の羽を直接触らずにトングなどでつまむ
- 複数落ちている場合は新聞紙などにまとめて集める
- 羽は空気中に舞いやすいので、風がない時に作業を行う
- ゴミ袋の中に入れた後は袋をしっかり密閉(2重だと安心)
掃除後の手洗いと片付け
羽が落ちていたベランダの床や手すりに菌や寄生虫が残っている可能性があります。
アルコールスプレーをまんべんなく吹きかけておきましょう。※フンの痕があれば次亜塩素酸水を使用してください。
鳩の羽が落ちていた場所の消毒
使用済み手袋やマスクはゴミ袋に入れて捨ててください。石けんで念入りに手洗い・うがいをし、作業をしていた衣類の洗濯も忘れずに!

- 場所
- 大阪府八尾市・鳩糞清掃
- 清掃場所
- マンションベランダ
以前からベランダにしつこく鳩が侵入してきて、しばらくして居なくなったと思ったら、すでに鳩フンや鳩の羽が散乱していて汚れてしまいました。自分で清掃するには、物置の下など難しい箇所もありましたので、業者さんにお願いすることにしました。綺麗に掃除してくれて助かりました。もし、今後鳩が戻ってくることがあれば、鳩ネット施工も依頼することも検討したいと思います。ありがとうございました!…もっと読む
鳩を寄せ付けないための予防策
一度居着いた鳩は、数ヶ月にわたって同じ場所に戻ってくるため、早期対策が重要です。
以下のような対策方法があります。
- ベランダに防鳥ネットを設置する
- 場所によっては鳩除け剣山などを設置する
- 手すりやエアコン室外機に忌避剤を塗布する
- 定期的にベランダの掃除を行い「居心地の悪い環境」を保つ
掃除や防鳩対策を業者に依頼する場合は?
「羽の量が多い」「フンや巣がある」「臭いが気になる」などの場合は、自力での対応が難しいサインかもしれません。
特に巣や卵がある場合、鳥獣保護法により勝手な撤去は禁じられており、無断で処分すると罰則を受けることもあります。
許可の取得や正しい手順が必要なケースでは、専門業者の相談が安全です。
当社の「ハト駆除・防鳩サービス」では、清掃から防鳥施工まで一括で対応しています。ハト駆除サービス詳細へ>>
信頼できる業者を選ぶポイント
- 鳥獣保護法に詳しく、許認可に対応している
- 清掃と防鳥施工がセットで依頼できる
- しっかりとサポートしてくれる
まとめ|鳩の羽は「放置しない」が正解!
鳩の羽は、ただのゴミではありません。
見えない菌や寄生虫、鳩の再訪リスクなど、放置することで様々な問題が生じます。
健康被害を防ぐためにも、「気づいたらすぐに掃除」、そして「鳩を寄せ付けない環境づくり」が重要です。
もし自力での対応に不安がある場合は、被害が広がる前に、私たちプロにご相談ください。

































