家の害虫や害獣に苦労している方は全国に数多くいることでしょう。
その中でも、イタチやネズミなどの被害が目立つ中で、あまり知られていないのが鳩による被害です。
鳩による被害としては、「糞(ふん)」や「匂い」「鳴き声」「羽」などの数多くの被害があり、撃退するにも注意しなければならない生き物です。
今回は、そんな鳩による被害に悩む方に向けて、鳩よけ対策で使える道具をご紹介していきます。
目次
鳩は駆除してはならない?
そもそも、鳩というのは駆除して良いのでしょうか。
実は、鳩は乱暴な駆除はしてはいけない生き物なのです。
鳩は鳥獣保護法によって守られている
鳩は、鳥獣保護法という法律に守られている生き物となっているため、素人が勝手に殺傷したりいじめたりしてはいけません。
もし、間違って殺傷してしまうことになると、法律違反をしたということで罰せられてしまうことになります。
鳩対策は「鳩を寄せ付けない」こと
そのような法律で守られている鳩は、どのように対策したら良いのでしょうか。
それは、鳩を傷つけることなく、「寄せ付けないようにする」ことが一番です。
鳩の対策グッズは数多く存在しますが、その中でも今回は「寄せ付けない」タイプの対策法をご紹介いたします。
代表的な鳩よけ対策
鳩よけ対策として利用できるグッズにはどのようなものがあるか見ていきましょう。
鳩よけネット
代表的な鳩よけグッズとして挙げられるのは、「鳩よけネット」です。
鳩よけネットは、その名の通り鳩をベランダなどに侵入させないようにネットを張るもので、ネットが鳩の侵入を防いでくれるというモノです。
音による対策
次に、音による対策があります。
鳩は大きな音や、天敵の音、仲間が威嚇する音などを嫌います。
その音を出すことによって鳩を寄せ付けないという方法があります。が、この方法は何度も通用はしないでしょう。
臭いによる対策
次に、臭いによる対策があります。
鳩が嫌う臭いをベランダなどにつけ、鳩を寄せ付けないという方法があります。
しかし、これは鳩に必ず効くという補償はないため、全ての鳩に効くとは限らないでしょう。
キラキラ光るモノによる対策
次に、キラキラ光るもの、例えばCDなどを吊るすことで鳩を寄せ付けないという方法もあります。
キラキラしたものが鳩を寄せ付けないことがありますが、これも初めだけ有効かもしれませんがそのうちになれてしまう可能性があります。
手に負えない鳩は専門業者へ
やっかいなのは、営巣してしまった鳩です。
営巣してしまった鳩は、何があってもその場所に戻ろうとするため、そのような場合には、これまでご紹介した方法は効果が期待できない場合があります。
そのような場合には、専門の業者に相談して、安全に対策をしてもらうようにしましょう。
まとめ
ここまで、鳩よけ対策として、利用できる方法やグッズをご紹介してきました。
営巣してしまった鳩は、巣に戻る習性があるため、何度もしつこく戻ってきます。
そのようなやりとりをしている間に殺傷してしまう可能性もあるため、プロの業者に依頼して、安心・安全に駆除してもらうようにしましょう。
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