鳩駆除に許可が必要なことはこちらのコラムですでに紹介しましたが(※1)、問題ない範囲でDIYしようと思っても高所作業がともなったりして簡単ではありません。そこでここでは、プロに依頼するときの「鳩駆除業者の選び方」を紹介します。鳩駆除以外でも参考になりますよ。
※1:鳩駆除の法律|個人で対策すると鳥獣保護法違反になることも!
目次
鳩駆除業者の選び方1:実績
鳩駆除業者の選び方としてまず覚えておきたいのは「実績の確認」です。ほとんどの会社のHPには作業実績が掲載されていますので参考にしてください。たとえば戸建て・マンションどちらの作業が多いかを見れば、ご自分の住んでいるところに適しているかを判断する基準にできます。
実績は件数の多さだけでは図れません。掲載されている写真をよく見てみましょう。使われている用具の色や形が自分のセンスに合うかも意外と重要です。また写真は作業の丁寧さを把握するのにも役立ちます。こうして情報を細かく見ることは、満足感のある鳩駆除業者を選ぶのに効果があります。
鳩駆除業者の選び方2:作業の内容
現在、業者が実施している主な鳩の駆除方法(※2)は、糞の処理、巣や卵の撤去、防除用具(ネット、針山、ワイヤーなど)や忌避剤の設置です。ただし忌避剤は繰り返して設置(塗布)する必要があり、そのたびに費用や手間がかかるので多くの会社で扱っていません。
また、ゴキブリやネズミの駆除でよく使われる毒餌は、鳩が鳥獣保護法の対象になっているため使うことができません。忌避剤や毒餌で鳩を駆除するという業者には依頼しないほうが良いでしょう。
※2:予防と駆除を合わせて「防除」と記載されているHPもあります。また、主に鳩を防ぐことを目的とするため「防鳩」という記載もあります。
鳩駆除業者の選び方3:的確な情報と対応
前述の2つの項目はHPなどの情報から考えた鳩駆除業者の選び方です。これで数社まで絞り込めたら、その時点で他の害虫・害獣の場合と同じく相見積もりを取りましょう(※3)。問い合わせ前に一緒に確認したいことを書き出しておくとやり取りの回数を少なくできます。
見積もり書を入手したら、作業内容と費用の両面からどの会社に依頼するか検討してください。最終的に1~2社くらい候補が決まったら、スケジュール調整などさらに細かい打ち合わせも必要になるかもしれません。的確に情報を教えてくれ、対応がスムーズな鳩駆除業者を選ぶと後で後悔しない確率がグッと上がります。
※3:相見積もりとは、複数の会社から同じ条件で見積もりを取ることを指します。メリットは次のページをご覧ください。
まとめ
今回は、鳩駆除業者の選び方を「実績」「作業内容」「情報と対応」という視点から紹介しました。トータルクリーンをはじめとしたしっかりした会社を選んで、ぜひ気持ちよく鳩駆除業を完了させましょう。
いざというときにお役立て頂ける、害虫に関する
知って得する情報【知っ得】の連載をしております。
是非ご覧ください。
毎週月・金曜・随時更新 お楽しみに!