「シロアリを徹底的に駆除したい」
「シロアリの幼虫を見つけたがどうすれば良いかわからない」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は、シロアリの生態についてご紹介します。
また、シロアリの幼虫の対処法についてもご紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
目次
シロアリの生態を知って駆除に役立てよう!
まずは、シロアリの生態をご紹介します。
シロアリの一生は、女王が産んだタマゴの状態から始まります。
タマゴの状態の時点では自力で行動できないため、「職蟻」と呼ばれる役割のシロアリにお世話をしてもらいます。
そうしてタマゴからかえると、幼虫になります。
この頃には既に手足や触覚を持っていますが、自力で捕食はまだ出来ないため、職蟻から栄養をもらいます。
カブトムシや蝶のように幼虫と成虫で姿が全く変わる完全変態の昆虫とは異なり、不完全変態の幼虫のため見た目の変化はさほどありません。
不完全変態のシロアリはさなぎの時期は無く、何度も脱皮を繰り返すことで成長していくのです。
成虫になったシロアリの大部分が職蟻になりますが、中には「ニンフ」「羽蟻」「副生殖虫」となるものもいます。
「ニンフ」は羽蟻になる前のシロアリで、羽がはえる性能を持ちます。
「羽蟻」は新たなシロアリの王と女王となる個体で、オスとメスがつがいになります。
「副生殖虫」はいわばポスト女王で、女王が万が一産卵不可となったり死んだりした場合に代わりに女王になる個体です。
シロアリの幼虫の駆除の仕方をご紹介!
シロアリの幼虫は自分で動けるものの、基本的には住処にいます。
湿気が高く暗い場所はシロアリにとって好都合ですので、床下や屋根裏、布団を敷きっぱなしにしている畳などはシロアリの住処になりやすいです。
自宅でシロアリを発見した場合は、被害が進行する前に早急に駆除しましょう。
ただし、シロアリを発見しても、やみくもに殺虫剤を撒くのはおすすめできません。
シロアリが殺虫剤の届かない木材の奥に逃げ込んだり巣を別の場所に移してしまったりと、被害がさらに拡大する恐れがあるからです。
シロアリの幼虫を見つけたときにすぐできる駆除方法としては、掃除機を使って吸い取るのがおすすめです。
掃除機を「強」の設定にし、可能な限りシロアリを吸い取りましょう。
これを日を分けて何度も行うようにするのが効果的です。
シロアリ用の殺虫剤を使用する際は、巣が特定できている場所へ直接撒くと良いでしょう。
まとめ
今回は、シロアリの生態についてご紹介しました。
また、シロアリの幼虫の駆除の仕方についてもご紹介しました。
この記事読んで、シロアリの徹底的な駆除に役立ててくださいね。
実際にシロアリ駆除のことでご相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。
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