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丹波市の特徴
丹波市の神秘的な雰囲気は季節特有の霧は「丹波霧」
兵庫県の東部、京都府福知山市との県境に位置する丹波市。郊外には、自然豊かな田園風景が広がっています。神戸・三宮からは車で約60分、姫路や大阪からは約80分程度ででアクセスできるので、ちょっとした小旅行気分で訪れる方もいるでしょう。1年を通して暖かい瀬戸内海型・内陸型気候で、昼夜間の寒暖差が大きく、季節特有の霧は「丹波霧」と呼ばれる、神秘的な雰囲気が特徴です。恵まれた気候に適した農作物も有名で、「丹波栗」や「丹波黒大豆」など、丹波市を代表する絶品の名産物があります。
丹波市で発見された恐竜「丹波竜」
丹波市山南町上滝地域には、前期白亜紀の地層の篠山層群が広がっています。2006年、足立洌（あだち きよし）さんと村上茂（むらかみ しげる）さんが泥が固まってできた泥岩層の赤茶けた岩盤の中から灰色の突起物を見つけ、これを恐竜の骨だと推測したことがはじまりでした。それらを鑑定したところ、恐竜の肋骨と尾椎の化石である事が判明します。また、2010年には篠山市主催の化石発掘体験に参加した小学生により、日本初の鎧竜類の歯の化石が発見されました。平成29年11月26日には、北海道むかわ町、熊本県御船町、兵庫県篠山市、兵庫県丹波市の2市2町で恐竜化石を活用した自治体連携に伴う基本協定書を締結し、日本恐竜協議会の活動がスタートしました。
兵庫県丹波市といえば「丹波栗」
丹波栗は、兵庫県丹波地域で古くから栽培されています。丹波地域は豊かな自然環境と温暖な気候が特徴で、栗の栽培に適した条件が整っています。特に篠山市や丹波市などが有名な丹波栗の生産地として知られています。果肉は大果系の立派な和栗で知られており、しっかりとした食感を持ち、甘みがありながらも上品な風味で、栗の中でも特に高級品として評価されています。また、丹波栗は保存性にも優れており、長期間保存することができます。
