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島本町の特徴
町の7割近くを山が占めていて、名水の街「島本町」
島本町は大阪府の北摂三島地域に位置町です。町の7割近くを山が占めていて、きれいでおいしい水があり、名水の街として知られます。桂川、宇治川、木津川の3河川が合流する地点で、それぞれ河川の水温が違うため、冬には霧が多く発生する地域でもあります。水無瀬神宮にある離宮の水は大阪府内で唯一全国名水百選に選ばれました。京都府に隣接しており、交通アクセスの良さからベッドタウンとして人気のエリアです。「サントリー山崎蒸溜所」が立地しており、日本のウイスキー発祥の地として知られています。また、島本町には豊かな竹林があり、タケノコの産地としても有名で、自然豊かな地域です。
名水の街ならではのサントリー山崎蒸留所
JR山崎駅より徒歩約10分の場所にあるサントリーの蒸溜所は、大正12年(1923)に建設着手され、日本初のモルトウイスキー蒸溜所です。サントリーウイスキーの歴史や、蒸溜所のつくりのこだわりをミニチュア模型や様々な展示物の「山崎ウイスキー館」があります。島本町の代表的な観光スポットのひとつです。テイスティングカウンター（有料）では、世界各国のウイスキーや希少な原酒なども味わえ、オリジナル商品も販売されています。蒸溜所の裏手には、手付かずの自然が広がっており、「サントリーウイスキーローヤル」のボトルデザインとしても有名な「椎尾神社の鳥居」を観ることもできます。
全国名水百選が湧き出る、水無瀬神宮は重要文化財の宝庫
名水の地として知られている「水無瀬神宮（みなせじんぐう）」の境内には、数多くの重要文化財が点在します。桃山時代に作られたとされる「薬医門造」には、石川五右衛門の手形が残され、神宮内にある客殿や茶室も重要文化財のひとつです。境内に湧き出ている「離宮の水」が有名で、環境庁が認定する「全国名水百選」ひとつとして選ばれ、茶人「千利休」が好んでお茶の湯に使っていたといわれています。また、離宮の水は「山崎ウイスキー蒸溜所」で、ウイスキーの仕込み水としても使われています。JR「山崎駅」から徒歩約20分の場所にあり、1日20リットルまでなら自由に汲めるのもありがたいです。
