神戸市・施設敷地内の毛虫防除の事例 

施工日:2022年3月29日

お客様からの相談内容

施設の敷地内の木に毎年毛虫が大量発生し被害が出ているとのことで、今年は毛虫が発生しないようにと、毛虫防除のご依頼をいただきました。
BEFORE

施工作業前

毛虫駆除の事前調査内容
毎年、毛虫の発生で木の葉がボロボロになり、入居者様が外に出られた時に、毛虫に刺されるという被害が発生していた為、今年からは被害を未然に防ぎたいとのお話です。
毛虫駆除前の状態
木にはまだ毛虫は確認出来ていません。木の付近にはメダカが泳いでいる大きな水槽が数個あり、毛虫駆除に使用する専用薬剤は魚毒性がある為、水槽に薬剤の粒子が入らないように養生致しました。
毛虫駆除の施工内容
動力噴霧器で駆除剤を木に噴霧していきます。葉の裏面にも薬剤がかかるよう入念に噴霧しました。15本処理させていただき、下に落ちた葉や木の実は、最後に掃除致しました。
AFTER

施工作業後

施工ポイント
毛虫皮膚炎にかかる人が多いのは、4月から10月の間です。特に、毛虫の孵化(ふか)時期にあたる5月から6月、そして8月から9月にかけて被害が増えますので、それまでに予防対策をすることが重要です。
毛虫駆除後の状態
水槽の養生を外し、メダカに影響が出ていないか確認しました。元気に泳いでいましたので安心です。
毛虫駆除による効果
駆除後は安全に外でお過ごしいただけます。

施工を担当した現場責任者のコメント

毛虫の毛に触れると、皮膚に炎症やかゆみといった症状が出てきたり、発熱やアナフィラキシーショックを引き起こす可能性もあります。毛虫に直接触れたり刺されたりしていなくても、毛虫の毒針毛が風に乗って飛んできて、皮膚に付着しただけで発症しますので、お気を付けください。

角野 顕司
担当者名
角野 顕司
保有資格
  • 防除作業監督者資格(国家資格)
  • ペストコントロール1級技術者
  • ペストコントロール技能士
  • ペストコントロール従事者
  • わな猟狩猟免状
  • 毒物劇物取扱責任者資格

ご依頼くださったお客様の声

毎年、敷地内のたくさんの木に毛虫が発生して、外で過ごされた入居者様にかゆみや炎症の被害が出ていました。そのような時期は木に近づかないよう、庭に出ないようお願いしていましたが、制限がある中で生活していただくのではなく、事前に対策を取ることにしました。想像していたより本格的な作業で、メダカといった生き物に配慮していただいたり、最後に清掃してくださったり、非常に良心的な作業で気持ちがあたたかくなりました。これからは毎年お願いしたいと思います。今後もよろしくお願いします。
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関西エリア対応
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