- お客様が感じている飲食店のクレンリネス
- 飲食店における床清掃の手順と注意点
- プロに飲食店の床清掃を依頼すべき理由
新型コロナが終息に向かいマスク着用も緩和され、飲食店にも当たり前の様子が戻ってきました。
しかしコロナ前と比較して、お客様がお店に求める衛生状態のハードルは高くなっています。
今回は飲食店の床清掃にフォーカスし、その重要性を記事にしてみました。
もし店舗のオーナーやスタッフが
「毎日お客様が多いし土足で来店されるんだから、床が汚れてしまうのはしょうがない」
と考えているなら、ぜひ最後までこの記事をご覧になって下さい。
目次
床清掃から感じる飲食店のクレンリネスのレベル
飲食店におけるクレンリネスは、お客様満足だけでなく食の安全性の面からも、常に気をつける必要があります。
店舗が清潔でなければ、提供される美味しい料理も優れた接客サービスも台無しです。
ここではお客様が、店舗の床の状態からどのような印象を持つのか解説していきます。
お客様が入店して3歩で感じる違和感とは
お客様は店舗に足を踏み入れて席につく間に、様々な感覚を体感しています。
店内を歩いた時に、床がベタベタしていたり汚れやザラつきがあると、その瞬間に違和感を覚えるでしょう。
実際にお店を利用した時、入口でお出迎えするスタッフに好印象を持っても、席に着くまでに床面が汚れていたり紙クズなどが落ちていると、それだけで不快感や不信感を感じます。
また、床は照明を反射させるので、汚れて曇っている床と綺麗に磨かれた床では、店舗内の明るさが変わります。足元にある床が意外に店内の雰囲気を左右しているといえるでしょう。
お客様を清潔な床の状態でお迎えすることは、お店を安心して楽しんでいただく第一歩なので決してあなどってはいけません。
店舗の老朽化と不衛生はちがいます
飲食店の相談を受けた際「うちの店は古いから・・・。」と言うオーナーさんがいらっしゃいます。
長年にわたってお店を経営されていると、店舗の老朽化と汚れを混同しがちですが、古いのと不衛生は異なる状態です。
老朽化は避けられませんが、汚れて不衛生な部分は清掃することによってクレンリネスを維持できます。
老舗と言われる料亭などに行って床を見たことがありますか?
歴史ある古い店でも衛生管理が行き届いているからこそ、お客様の評価も高く繁盛し続けるのです。
飲食店のクレンリネスレベルは店外からも感じる
飲食店のクレンリネスレベルは、入店しなくても感じることができます。
店舗の前を通りがかった際、椅子やテーブルを全部店の外に出して床を磨いている様子を見たら、その店に対する印象は良くなるでしょう。
こうしたメンテナンス作業の風景はお客様の期待値を高め、引き寄せるための宣伝にも効果があります。
『お客様は常に自分のお店を見ている。』という意識を持ちましょう。
毎日の床清掃で飲食店が見逃しがちなポイント
床清掃を毎日していると、つい見落としがちなポイントがいくつかあります。
改めて清掃のあり方を見直すことで、より快適な環境維持に繋がりますので、おさらいしておきましょう。
床清掃の方法と確認すべきポイント
飲食店の床には様々な素材がありますが、基本的な作業手順は同じです。
- 椅子などの動かせる備品は作業しやすいように移動する
- ほうきや掃除機で床のゴミやホコリを除去する
- 湿らせたモップやクリーナーで床表面の汚れを落とす
- 仕上げに防汚のワックスがけをする
床清掃は落ちているゴミやホコリを無くし、汚れた箇所を元の綺麗な状態に戻す作業です。
床の清掃だけでなく、玄関マット・自動ドアのレール・テーブルや椅子の足元・腰壁の下部も汚れていたら洗浄しましょう。
照明器具や消化器など備品のホコリもチェックし、雨の日以外には傘立ては出さないなど不要な物は客席には置かない配慮も必要です。
入口から客席の隅々までクリーンな状態でお迎えすれば、居心地の良い空間となりお客様からの信頼を得られるでしょう。
飲食店における悪臭の原因は厨房内の床だった⁈
厨房から漂う悪臭の原因はグリーストラップだと思われがちですが、実は厨房内の床が原因の場合もあります。
調理の際に出る食品ゴミなどが散乱して冷蔵庫など備品の下に溜まり、不快な臭いの元となるだけでなく害獣害虫の餌にもなります。
作業中の食品ゴミはそのまま放置せず、終業後はほうきとちり取りで集め、細かい切れ端などは水で流して残さないようにしましょう。
また厨房内の床の汚れは、スタッフの履き物を通じて客席にも広がります。
特に油のベタつきなどは滑って転倒する恐れもあるため、こまめな洗浄が必要です。
清掃の目的をスタッフに周知する
床清掃に限らず、清潔な空間を維持するにはスタッフの教育と協力が不可欠です。
清掃は営業後に実施する作業ではなく、常に客席をクリーンな状態に維持することです。
そのためには汚れに気がついたらすぐに綺麗にする、ゴミが落ちていたら拾うなど細かい気配りを意識させる必要があります。。
店舗の責任者は常に細部まで目配りして、汚れやゴミを発見したらすぐにスタッフに指示を出して清掃してもらいましょう。
清掃作業を形式的なルーティンにするのではなく、汚れた箇所をいち早く綺麗にする感覚と習慣をスタンダードにすべきです。
飲食店が床清掃をプロに依頼するべき理由
床清掃の重要性を解説してきましたが、実際のところ自店で完璧に清掃ができている店舗は少ないです。
客数や客層、床の素材でも汚れ方は違いますし、経年劣化でなかなか綺麗にできない場合もあるでしょう。
ここではプロの手を借りてでも、床をクリーンな状態にリセットすべき理由を解説します。
床清掃を外注することで時間と労力を有効活用できる
床清掃は時間と労力をかなり使いますが、決して生産性の高い作業とはいえません。
業務用の床ポリッシャーを購入すれば清掃がラクにできると思いがちですが、重たいうえに操作も難しく置き場所にも困ります。
ポリッシャーを購入するくらいなら一度プロに依頼してみて、どれくらい綺麗になるのか試してみましょう。
そして床清掃に使っていた時間と労力を、今度は販促活動やスタッフ教育などに使えば価値を産みます。
業者に作業を依頼すると費用はそれなりにかかりますが、売上を上げることで優れた費用対効果となるでしょう。
スタッフも綺麗なお店で働きたいという本音がある
「飲食店 清掃」でネットを検索すると
「アルバイトに採用されたお店が、汚れがひどく不潔だったのですぐに辞めた。」
「働いているお店の厨房の床がギトギトですが、これって普通ですか?」
などの書き込みが多く見られます。
スタッフも綺麗なお店で働きたいと思っていますが、オーナーには直接言えないのです。
飲食店の慢性的な人手不足の原因は、店舗の汚れや劣悪な環境が原因かもしれません。
プロが定期的に清掃作業をするクリーンなお店なら、スタッフも安心して勤務できます。
クレンリネスのレベルが高いお店であれば、働きやすさという面で人事の採用や定着もしやすくなるでしょう。
床清掃だけじゃない!プロに依頼するメリット
ロの床清掃業者は専門的な知識と技術、そして豊富な経験を持っています。
依頼者の店舗にふさわしい作業をすることで、見ちがえる程の効果をもたらすでしょう。
また、床だけでなくグリーストラップなど他の箇所の洗浄作業や害虫害獣の駆除など、トータルな衛生管理のお手伝いをする会社も存在します。
飲食店の場合、定期的にメンテナンスをしてくれる業者であれば、1回あたりの作業費用も抑えられるので相談してみましょう。
「この床ホントに綺麗になるのかな…?」と思っているなら、まずは一度だけプロの技術で清掃洗浄してもらい、定期的に依頼するか検討してみるのもアリですね。
飲食店における床清掃はお客様もスタッフも幸せにする
お客様はいくら料理が美味しくて接客サービスが優れていても、不衛生なお店は二度と利用しません。
つまり、いくら広告宣伝に費用をかけても、新規のお客様がリピーターとなることはありえないのです。
床清掃だけでなく、店舗のクレンリネスの不安要素がなくなれば営業にも専念できますし、スタッフもお店で働くことに誇りを持つでしょう。
そうなればお店のおもてなしレベルも向上して、お客様の安心と信頼を得られる繁盛店に生まれ変わります。
実際に清掃作業を依頼された方のレビューを見ると、プロに頼んで良かったという声が多数挙がっています。
自店の衛生管理のレベルを知るうえでも、一度プロに依頼してみてはいかがでしょうか?
- 場所
- 兵庫県尼崎市飲食店
- 清掃箇所
- 床清掃(剥離・ワックスがけ)
飲食店を経営しています。お客様に美味しいものを気持ちよい空間でお召し上がりいただきたいという気持ちの中、床の黒ずみがずっと気になっていました。毎日、簡単な床の掃除はしていますが、もはや専門業者さんに頼まないと取れない汚れになっていましたので、お願いしました。作業後は見違えるようで、床の黒ずみが無くなりスッキリしました!ピカピカで店内がとても明るくなりました。私の気持ちも明るくなりましたので、有難うございました!これからは、この状態を保っていきたいので、定期的な床の清掃をお願いしようと思っています。宜しくお願いします。…もっと読む