冬が終わって外が暖かくなってくると、冬越しを終えたハチが活動を開始します。スズメバチやアシナガバチなど、刺されると危険な種類のハチには注意が必要です。
このページでは、ハチが出やすい季節や、生活圏内に出現してしまったハチの駆除方法について解説します。
目次
ハチが活動する季節はハチの種類によって異なる
日本に生息しているハチを大別すると、アシナガバチ、スズメバチ、ミツバチの3種類です。ハチの種類によって冬越しの方法や活動的になる季節が異なります。
ハチが活動的になっているタイミングで不用意に近づいたり、巣を刺激したりしてしまうと刺されてしまうリスクが高いです。特に、スズメバチは攻撃性が高いため注意が必要となります。
ハチの種類による活動時期の詳細は下記の通りです。
スズメバチが危険な季節は夏から秋にかけて(7月~10月ごろ)
スズメバチの仲間には、比較的早い時期から活動を開始するコガタスズメバチや、そのあとに活動を開始するキイロスズメバチとヒメスズメバチ、最後に活動を開始するオオスズメバチなどが含まれます。
スズメバチの仲間は6月前後から巣作りを開始し、7月~10月にかけて繁殖活動を行う傾向です。巣が大きくなり、繁殖活動を行っている季節はスズメバチの攻撃性が高まります。
アシナガバチが危険な季節は夏(6月~8月ごろ)
アシナガバチは、3種類の中でもとくによく見かけるハチです。4月から5月ごろにかけて女王バチが1匹で巣を作り始め、6月以降にかけて巣が大きくなっていきます。
6月~8月はアシナガバチの数も増え、攻撃性が高まるため注意が必要です。
ミツバチが活動的になる季節は冬の前後(2~3月と10月~11月ごろ)
ミツバチはほかの2種類と異なり、巣別れと呼ばれる集団での引っ越しをする性質があります。活動的になる季節は冬越しの準備を始める10月~11月ごろと、冬越しを終えた直後の2~3月ごろです。
ミツバチはほかの2種類と比べるとおとなしい性格をしています。そのため、巣別れ中のミツバチを外で見かけたとしても、不用意に近づいたりしなければ特に危険性はありません。
ただし、ベランダなどに巣を作られてしまうと刺されるリスクが高まるため、巣を作られないための工夫は必要となります。
季節ごとに注意すべきハチの駆除方法
春から夏にかけては、ハチに巣を作らせないために忌避剤を散布したり、庭などにある不要なものを片づけたりする対策が有効です。
夏から秋にかけてハチを駆除する場合は、ハチに刺されないために防護服を着用し、殺虫剤を使って正しい方法で駆除作業を行うことがポイントとなります。
巣が大きくなってしまったり、ハチの種類がスズメバチの仲間だったりした場合は、無理せずプロの駆除業者に依頼したほうが安全です。
まとめ ハチが活発な季節は刺されないように注意しましょう
ハチが活発になる季節は、おおむね夏~秋ごろといえます。ただし、ハチの種類によっては攻撃性が高い場合もあるため、巣が小さくても油断は禁物です。
弊社ではハチ駆除の依頼を承っています。ベランダや庭、軒先などにハチの巣を作られてしまってお困りの方は、お気軽にお問合せください。
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