農作物への虫害を防ぐために使われる農薬は、ハチに対しても効果を発揮します。しかし、農薬はハチの殺虫に特化したものではないため、駆除作業での使用はおすすめできません。
このページでは、農薬がハチに与える影響や、適切なハチの駆除方法について解説しました。身近な場所にハチが出てお困りの方はぜひ参考にしてください!
目次
農薬はミツバチへの強い影響が懸念されている
虫の神経に作用するネオニコチノイド系の農薬は、ミツバチの失踪や大量死の原因と考えられています。国内外で様々な研究が行われ、農薬とミツバチに関する論文が発表されてきました。
ミツバチは植物の受粉に不可欠な存在のため、いなくなってしまうと農作物の果実ができません。また、野生のミツバチが農薬によって減少すると、周囲の生態系にも悪影響となります。
ニコチノイド系以外の農薬であっても、ミツバチに害を与える危険性が高いです。そのため、受粉目的でミツバチを育てている施設や農園の周辺では、農薬の使用を控える必要があります。
ハチ駆除に農薬の使用をおすすめしない理由
農薬は農作物に散布して使用するもので、ハチやハチの巣に直接かける使い方は想定されていません。
たとえば、農業や家庭園芸用の農薬としてはスミチオンなどが有名で、フェニトロチオンという化学物質が様々な害虫に効果を発揮します。しかし、フェニトロチオンはハチ駆除専用のスプレーに含まれる成分よりも即効性が低いです。
ハチ駆除専用のスプレーには、即効性が高いピレスロイド系と呼ばれる殺虫成分が含まれます。ピレスロイド系の殺虫剤なら、素早いハチなども効果的に駆除することが可能です。
効き目が遅い農薬などをハチの巣にかけてしまうと、すぐにハチを駆除しきれず反撃されるリスクがあるため、市販農薬の使用は控えましょう。
まとめ ハチ駆除は農薬ではなく専用の駆除剤がおすすめ
農薬はハチに対して影響を及ぼしますが、即効性が低いため駆除には不向きです。自分でハチを駆除する場合は、農薬ではなくハチ駆除専用のスプレーを使いましょう。その際、厚手の生地で作られた防護服や帽子、軍手を着用し、安全性を高めてください。
なお、ハチの巣が大きくなってしまっている場合や、危険性の高いスズメバチの駆除は、専門の駆除業者への依頼がおすすめです。
弊社ではハチ駆除の依頼を承っています。プロの技術と経験により、安全かつ確実なハチの駆除が可能です。ハチ駆除でお困りの方はお気軽にお問合せ下さい。
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