今回はトータルクリーンで使用しているものをはじめとして、鳩駆除で用いられるポピュラーなグッズをメリット・デメリットを中心に紹介します。とくに防鳩ネットはプロがどのような工夫をしているのかも分かりますよ。鳩駆除クッズの種類を知って状況に合ったものをお選びください。
目次
鳩駆除グッズ1:プロテクター
鳩駆除で使われるプロテクター(スパイクや針山も同様)はベース部分から針金状の棒が突き出していて、ベランダや外壁に設置することでそこに鳩が止まれないようにするグッズです。棒の角度は40~90度くらい。素材は一般的にステンレスやポリエチレンなどが使われます。プロテクターのメリットは設置が比較的簡単で効果が長期間持続することです。
デメリットは、針山の角度や間隔、硬さによっては鳩が止まれてしまい、駆除グッズとして効果がないことが挙げられます。きちんとしたプロならこうした問題はまずありませんが、いい加減な業者に依頼したり製品の詳細が不明なECサイトなどから購入すると思わぬトラブルが起こる場合があります。
鳩駆除グッズ2:ネット
ネットのメリットは、しっかり貼ることで日差しや風通しを大きく遮ることなく鳩を寄せ付けない環境が作れることです。デメリットは、取り付けが高所作業になるため危険が伴うことや、きちんと取り付けないと隙間から鳩が侵入したり、ネット自体が落下してしまう可能性があることです。
トータルクリーンで行っている鳩駆除(防鳩工事)では、現場の下見をする際にベランダなどのサイズを計測し、しっかりフィットするようにネットを作成して取り付けを行っています。災害時の避難経路などを考慮して施工できるのも熟練のプロならではの強みです。
鳩駆除グッズ3:ワイヤー
鳩駆除で使われるオーソドックスなグッズとしてはワイヤーやテグスもあります。通販では専用のものが売られていますが、DIYショップで簡単に手に入るものを使用しても効果は変わりません。耐久性の観点から信頼できるメーカーのものを選んだほうが良いでしょう。
メリットとしてはこちらも設置が簡単なことが挙げられます。デメリットは、しっかり張りすぎて鳩が止まれてしまったり、横方向に緩みがあって鳩が体を入れるスペースができてしまうことなどです。試行錯誤を繰り返すのが面倒な場合は最初からプロに依頼するか、別の方法を採用したほうが良いでしょう。
まとめ
一般的に鳩駆除クッズとして紹介されているためこちらのページでも同様に記載しましたが、より正確には「鳩を防ぐ(防鳩)ために使われる用具」となります。鳩を傷つける可能性ある駆除方法を実施する場合は自治体からの許可が必要になりますので、注意してください。
※こちらの記事は第2回に続く予定です。
第2回記事「鳩よけグッズは他にどんなものがあるでしょうか?【知っ得】」
いざというときにお役立て頂ける、害虫に関する
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