「ドタドタドタ!」と、屋根裏から何やら動物の足音が……。ネズミにしては音が大きい場合、それはひょっとしたらイタチかもしれません。
この記事では、屋根裏からイタチを追い出す方法について紹介します。
目次
イタチはなぜ屋根裏に棲み着くのか
そもそも、イタチはなぜ屋根裏を好み、棲み着くのでしょうか。
暗くて安全な場所だから
イタチは暗い場所を好み棲息します。日が差さない屋根裏は、格好の棲み家なのです。
また、屋根裏であればイタチに天敵はいません。イタチの天敵は、ワシやタカ、フクロウなどの猛禽類や、キツネなどのイタチより大きい哺乳類。屋根裏であれば、そのような動物に襲われる心配もありません。
食料があるから
屋根裏はイタチにとって食料にアクセスしやすい場所でもあります。家の中の食べ物や生ゴミはもちろん、屋根裏にひそむネズミや虫なども、イタチにとっては格好のエサなんです。
イタチを屋根裏から追い出す方法
このように、イタチにとって屋根裏は非常に住みやすい環境。屋根裏からイタチを追い出すにはどうすればいいのでしょうか。
明かりで照らす
イタチは暗い場所を好みます。逆に言うと、イタチは強い光を嫌がるのです。この習性を利用し、強い光で照らし、イタチが嫌がる環境にする方法があります。具体的には、点滅灯や回転灯のようなものを屋根裏に設置します。
しかし、屋根裏は光を遮る構造であることも多く、思うようにイタチを照らすことができない場合もあります。
屋根裏でバルサンを焚く
屋根裏にバルサンを焚き、燻り出す方法もあります。屋根裏の構造によってはこの方法がとれない場合もありますが、他の害虫、害獣も駆除できるので、一網打尽にしたい場合には考えても良い方法でしょう。
大きな音を鳴らす
屋根裏で大きな音を鳴らし、イタチを驚かせて追い出す方法です。近隣にはしっかり配慮しましょう。
家中のスキマを塞ぐ
イタチはなんと、垂直の壁を登れます。つまり、家の軒下のみならず、壁に空いた穴や屋根と壁の間のわずかなスキマなどを見つけ、入りこんでしまうのです。
そのため、今後イタチを屋根裏に住まわせないためにも、家中のスキマを塞ぐことも重要です。
難しければ業者に依頼を
今回は屋根裏のイタチを追い出す方法を紹介しました。どれも屋根裏を覗かなければなりませんので、気軽にできる方法ではありません。自分でイタチを追い出すのが難しい場合は、業者へ依頼することも検討してみてください。プロの経験と技術で、屋根裏からイタチを追い出すことができますよ。
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