今回は、トータルクリーンをはじめとしたプロが実施しているネズミ駆除(防除※)の方法を3つに分けて紹介します。それぞれの方法を実施するときのポイントも一緒に記載しますので、ネズミ駆除を依頼するかどうか悩んでいる方にも参考になるのではないでしょうか。
※防除とは予防と駆除の両方を表す言葉です。
目次
物理的防除
プロがネズミ駆除で最初に行うのが物理的防除です。昔からある板にバネの付いたものや籠状のネズミ捕り器、粘着シート(粘着トラップ)などを用いる方法はすべてこの範疇に入ります。現在業者が主に用いているのは専用の粘着シートを通り道に仕掛けてネズミ駆除を行う方法です。
プロに依頼するメリットは、ネズミの習性を熟知しているため的確な場所に粘着シートを設置できることにあります。1度ですべて駆除できないときには複数回に分けるのも可能です(契約によります)。最近は超音波発生機が売られていますが、一時的にいなくなるだけで駆除の効果はないと考えられるため、専門業者が使用することはほぼありません。
化学的防除
化学的防除とは毒餌(殺鼠剤)や忌避剤など化学薬品を使う方法の総称で、ポピュラーなネズミ駆除のひとつです。毒餌は屋根裏や床下など人目に触れないところに置くことがほとんどですが、小さなお子様やペットのいるご家庭では、事前に業者に知らせておくと設置場所に配慮してもらいやすくなります。
毒餌は効果が現れるまでに時間が必要なのでその間は放置しておくのが鉄則です。キッチンなど目立つ場所に置く場合は、食いつきを良くするために周囲に食べ物を置かないのようにします。忌避剤は次に挙げる環境的防除が終わってから巣のあった場所や侵入経路に使うのが一般的です。
環境的防除
ネズミ駆除で仕上げとして行われるのが住みづらい環境を作る環境的防除です。方法としてはすでにある巣を撤去するのが一般的です。ネズミは概ね1回で5~7匹の子供を産むと言われていますから、巣を取り除くのは家に子孫を残さない確実な方法の一つと言えます。
古い家屋では基礎部分の通風孔や壁の小さな穴から侵入されることがよくありますが、プロに依頼すると、こういった入り込まれやすい場所の確認や修繕も請け負ってもらえることがあります。見積もりをとるときに作業内容を確認しておくと良いでしょう。
まとめ
今回紹介したネズミ駆除は、トータルクリーンのような信頼あるプロの業者であればおおよそ同じ方法を用いますが、料金や所要時間(期間)などには違いがあります。依頼する際は事前によく確認するようにしてください。
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