シロアリを駆除する上では、薬剤の利用が最も有効な方法です。ですが薬剤の使い方を間違えると、思うような効果が上がらないばかりか、シロアリの被害を拡大させてしまう危険性があります。さらに、人体やペットの健康に被害を及ぼしてしまうリスクもあるんです。 この記事では、シロアリ駆除の薬剤を利用する上での注意点について解説します。
目次
シロアリには普通の殺虫スプレーを使ってはいけない
シロアリをみかけても、シロアリ専用でない殺虫スプレーは利用をオススメしません。一般的にシロアリ専用でない殺虫スプレーを使うと、シロアリが家中に分散してしまう可能性があると言われています。
シロアリ専用の駆除スプレーは、みかけたシロアリをしっかり殺し、スプレーした場所に一定期間シロアリを寄せつけなくするという効果があります。スプレーの種類によっては、シロアリが巣に戻ってから効果を発揮するものもあります。
ベイト剤はシロアリがいる場所に設置を
毒エサで巣ごと害虫を駆除するベイト剤は、ゴキブリやムカデなどの害虫駆除には一般的な方法。そしてもちろんシロアリの駆除にも有効な手段です。
ベイト剤はシロアリが食べることで効果を発揮します。裏を返せば、シロアリがいる場所の近くにベイト剤を配置しなければ効果がありません。蟻道の近くや朽ちた木材の周辺、床下など、シロアリが巣くっていると思われる場所の周辺に配置しましょう。
シロアリ駆除の薬剤利用は、子どもや妊婦、ペットに注意
特に家の中でシロアリ駆除の薬剤を利用したり、木部に薬剤を塗りつけたりする場合にも注意が必要です。ニオイがきつく気持ち悪くなったり、薬剤成分に敏感な人が反応したりする可能性があります。
ネコを飼っている場合には注意が必要です。ネコは狭い場所に潜り込む習性があります。特に床下などに薬剤を塗布した直後は、塗布した周辺にネコが入り込まないようにしましょう。
魚や昆虫を飼っている場合もご注意を。これらのペットはシロアリ駆除の薬剤に反応し死んでしまいます。薬剤の成分が届かないような場所に避難させましょう。
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