これから海外旅行に行く方で、南京虫を持ち帰ってしまうのではないかと危惧されている方もいるのではないでしょうか。
南京虫は、現在の日本では存在しないはずの害虫ですが、最近になって日本でもその存在が発見されています。
その理由が海外からの流入です。
海外旅行に行く方が増えたことで、海外から持ち帰ってくるというケースが増えてきてしまっています。
南京虫は、トコジラミとも呼ばれる吸血性の害虫で、刺されてしまうと非常に激しい痒みに襲われます。
蚊に刺される程度の痒みではなく、吸血量が多いため、個人差はありますが、人によっては発熱やリンパの腫れにも繋がってしまう場合のある、非常に厄介な害虫なのです。
そこで今回は、南京虫を旅先から持ち帰らないための注意点についてご紹介します。
目次
旅先から南京虫を持ち帰らないための注意点
南京虫を持ち帰ってこないための方法にはどういったものがあるのでしょうか。
*ホテルのベッドをチェック
南京虫は、英語でBedbugとも呼ぶように、ベッドの中に多く潜伏しています。
そのため、旅先でホテルに泊まった際にはまず、ベッドのシーツを外して、マットレスをチェックするようにしましょう。
マットレスに黒い斑点があったりすると、南京虫が潜んでいる可能性が高くなります。
この場合、ホテルの方に依頼して部屋を変えてもらうなど対応してもらいましょう。
*殺虫剤を持って行く
南京虫駆除用の殺虫剤には市販のものもあります。
市販のものでは決して効果が大きいわけではありませんが、スプレー式のものであれば、海外への持ち運びも楽で、一定の防止策にはなります。ただし、飛行機に持ち込めないものが多くありますが、この点確認が必要ですのでご注意下さい。
*海外に持っていった服はしっかりと洗濯・乾燥する
帰国後はすぐに海外に持っていった服はすべて洗濯し、乾燥するようにしましょう。
衣服に潜伏している可能性があるためです。
洗濯だけでは南京虫を駆除できてない場合もあるので、乾燥機にかけることをおすすめします。
南京虫は熱に弱いという特徴もあるので、熱いお湯で衣服を熱湯消毒するという方法もあります。
最後に
今回は、南京虫を旅先から持ち帰らないための注意点についてご紹介しました。
旅先でも、日本に帰った後でも南京虫による痒みに悩まされたくないですよね。
旅先でできることは限界があります。
それでも、こういったチェックや工夫をしておくことで、南京虫の被害から自分の身を守ることができます。
これから海外旅行を予定されている方はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
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