南京虫に噛まれてしまうと、ひどい痒みに襲われてしまいます。
また、放置しておくと、さらなる重大な被害が起こる可能性もあります。
そのため、噛まれた時のために、正しい対処法を知っておきたいですよね。
今回は、南京虫に噛まれた場合の対処法について解説していきます。
目次
南京虫に刺された時の症状
トコジラミは移動を伴いながら吸血するため、傷が広範囲に広がります。
しかし、初めて刺された場合は症状が表に出て来にくいため、なかなか気がつきません。
2度目以降に刺された場合は、数日後に赤く腫れ上がり、強い痒みを伴います。
リンパ管の炎症が起こったりリンパ節の腫れを伴う場合があります。
自宅でできる処置や医療機関での治療
トコジラミに刺されると、仕事に集中できない、勉強に手がはかどらないほどの強い痒みを伴います。
そこで、自宅でできる痒みの止め方を解説していきます。
一時的であれば、熱めのお湯で患部を温めると効果的です。
この時の目安は、45度くらいが良いでしょう。
耐えられるギリギリの温度が理想です。
また、ベーキングパウダーと水を少しずつ混ぜながら、患部に塗っていく方法も効果的です。
1時間くらい経過して乾燥したら、ぬるま湯で流し落としましょう。
もう1つは、レモンとコットンを使用した痒みどめの方法です。
レモン汁をコットンに染み込ませ、軽く患部を叩いて乾燥させると良いでしょう。
これらの治療法は個人差がある上、あくまで一時的ですので、痒みに耐えられなくなったら再度行いましょう。
*ステロイド系痒み止めクリームで治療
ステロイド薬は、炎症を抑え痒みを和らげてくれる効果を持っています。
市販のものなら、「ムヒアルファEX」が人気です。
トコジラミの痒みは非常に強いため、強力な薬を選ぶ方が良いでしょう。
効果がない場合は、皮膚科へ行くようにしましょう。
*鎮痛薬を服用する
患部に痛みが伴うのであれば、イブプロフェンやナプロクセン、アスピリンなどの市販の薬を服用しましょう。
これらの薬には痒みの元となるホルモンの抑制効果、鎮痛作用、抗炎症作用があります。
慣れない薬を使用する際には、必ず医師への相談をしましょう。
医師との相談のもと、症状に一番合った薬の使用を心がけましょう。
おわりに
以上、南京虫に噛まれた時の対処方法について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
南京虫の被害は放っておくと、重大な問題に発展してしまう可能性があります。
ぜひこの記事を参考にしていただき、お悩み解決にお役立てください。
ただし、南京虫が夜行性の害虫であるため、痒みの原因が南京虫の被害なのか、アレルギーなのか、はたまたほかの害虫なのか判断できないこともあるでしょう。その時は皮膚科の医師に見せたり信用できる害虫駆除業者に相談されることをお勧めいたします。
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