「南京虫を駆除したい!」
「完全に駆除するはどうすればいいの?」
このようにお困りの方はいませんか?
南京虫を完全に駆除するためには活動時期や産卵時期を把握しておきましょう。
今回は南京虫の孵化(ふか)から、産卵までの活動時期と習性についてお話します。
目次
成長段階別に見る南京虫の生態とは?
*孵化から幼虫まで
南京虫の卵の大きさは1ミリ程度で、1週間程度で孵化します。
幼虫は1~2ミリ程度の大きさで、5回脱皮をして、1~3ヶ月で成虫になります。
色は薄い褐色をしているため、家の中では見つけにくいのが特徴。
また孵化直後から吸血を始め、人間や犬や猫などのペットから無差別に吸血します。
特に南京虫は夜行性なので、就寝中に被害に合う方が多いですね。
*成虫
南京虫の成虫は5~8ミリほどで、この段階で初めて肉眼で確認できることが多いようです。
活動時期は自然環境においては6月~9月の夏場と言われています。
ただし冬でも暖房が効いていれば、室内で活発に活動し、成虫の寿命は室温条件(18〜20度)下で10カ月〜1年ほど。
しかし飢餓や低温の耐性もあり、吸血しなくても1年以上生きることも。
成虫になっても翅(はね)は生えないので、飛ぶことはありません。
飢餓や低温への耐性はありますが、十分な栄養や温度が無いと成長速度は遅くなります。
産卵時期
*産卵について
南京虫には決まった産卵時期はありません。
雌成虫は毎日5個前後、生涯を通して約200~500個の卵を産むと言われています。
南京虫の雌は物に付着して、産卵することで自らの生息場所を拡大します。
室内の場合はコンセント板の裏、家具の隙間、壁の裏側など、至る所に卵を産み付けることが多いですね。
卵の大きさは1ミリ程度で肉眼での発見は困難です。
いつ駆除すればいいのか
産卵期や活動期が定まっていない南京虫の駆除には、この時期にすれば確かに駆除できるという時期はありません。
その上、繁殖力が高い南京虫は瞬く間に数が増えます。
そのため家の中で南京虫を見つけたり、被害に合えばすぐに駆除を検討することをおすすめします。
まとめ
今回は南京虫の活動時期と産卵時期についてご紹介しました。
いかがでしたか?
室内では一年中活動をし、繁殖力が高い南京虫は非常に厄介な存在です。
見つけ次第、すぐに駆除することをおすすめします。
ですがやはり気温が高くなる夏場には特に警戒が必要ですね。
これから南京虫の駆除をお考えの方はぜひ参考にして下さいね。
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