就寝中に南京虫に咬まれる被害でお悩みの方はいませんか?
南京虫は夜行性で人体から発する二酸化炭素に誘引される性質を持つため、夜になると部屋の中を徘徊して人の血を吸います。
就寝中で無防備状態の人は、まさに南京虫にとって格好のターゲットになっているのです。
しかし対策をすれば、南京虫による就寝中の被害を減らせるんです!
今回は被害にお悩みの方に南京虫のベッドへの侵入を防ぐ対策をお教えします。
目次
南京虫(トコジラミ)をベッドに近づけさせないためには?
就寝中の被害を防止するには、大きく分けて3つの方法があります。
①掃除機による吸引
一般的な南京虫の駆除対策として、殺虫剤による駆除が挙げられます。
しかし、人の肌が直接触れるベッド周りでの殺虫剤の散布に抵抗感を覚える方もいるかも知れません。
ベッド周りの対策には掃除機を用いた南京虫の吸引・駆除が安全で効果的ですよ。
南京虫の主な生息場所は布団やシーツ、マットレスやフレーム。
掃除機の吸引設定を強めに設定して、これらの箇所に擦りつけるように掃除機をかけます。
廃棄をする際は吸い取ったゴミパック内には南京虫がいるので、ビニール袋に密閉して処分してください。
また吸引口に南京虫が付いていないかを確認してくださいね。
②スチームによる駆除
南京虫の弱点は熱です。
スチームクリーナーを用いて、布団やマットレスなどの隙間に高温スチーム当て、加熱・殺虫する方法も効果的です。
ただし熱に弱い寝具にはスチームでの処理ができません。
使用する際には、お使いの寝具にスチームが使えるか確認してから行ってくださいね。
③物理的に防除(処分)
*マットレス内への侵入防止
マットレス・エンケースメントは市販されているマットレスを包むカバーです。
お使いのマットレスにエンケースメントを被せることで、南京虫の侵入を防止できます。
*ベッドへの侵入防止
南京虫はベッドの足を登って、マットレスやシーツに侵入します。
そこで効果的なのがベッドの足元に容器型トラップなどを仕掛ける方法。
そうすれば南京虫を事前に発見し、捕獲できます。
ここまで南京虫のベッド付近の対策を紹介しました。
ただし南京虫が大量に発生している場合は、これらの対策を行っても効果がないこともあります。
その場合は寝具を廃棄処分することも考えておきましょう。
まとめ
今回は南京虫の被害を防止するためのベッド周りの対策についてご紹介しました。
これらの対策は一度だけでなく、定期的に行うことが重要です。
雌の南京虫は毎日5個前後の卵を産むなど強い繁殖力を持つため、繰り返し対策を行うことで、徹底的に南京虫を駆除しましょう。
睡眠は人生の3分の1を占めます。
しっかり南京虫対策を施して安心して寝られるようにしたいですね。