トコジラミは刺されると厄介な生き物です。
トコジラミに刺されると、赤く腫れあがり、寝付けなくなるほどのかゆみを催すことがあります。
さらに、刺される場所は、首や腕といった露出している部分なので大変です。
また、 トコジラミは一般的に駆除が難しいと言われており、専門業者に頼むのが普通です。
そこで今回は、そんな厄介なトコジラミの弱点と対処法についてご紹介します。
目次
トコジラミとは
トコジラミは、南京虫とも呼ばれ、カメムシ目に属する昆虫です。
吸血する昆虫であり、最近では、主に都市部や地方の観光地といった場所で発生し、問題となっています。
トコジラミの成虫の大きさは、5~8mmと言われており、薄さは厚紙1枚分ほどです。
トコジラミはしばしばダニと間違えられることがあります。
しかし、ダニは目視できないのに対して、トコジラミは目視が可能です。
また、トコジラミは、狭く、温かく、暗い場所を中心に生息しています。
潜伏場所はベッドやタンスといった家具の隙間、布団、まくら、衣類、柱や壁面などあらゆる家具、建物の隙間を利用して集団で生活します。
トコジラミの弱点
「殺虫剤が効くのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、トコジラミの卵は、硬い殻で覆われており、殺虫剤をかけても、その硬い殻でガードしてしまいます。
また、市販の殺虫剤に対して抵抗を持っているため、駆除するには、専用の殺虫剤が必要です。
トコジラミの弱点は、熱です。
昆虫であるので、当然ですが、一定以上の温度になると死んでしまいます。
一般的には、60度以上で5分以上の熱にさらすと、死滅してしまいます。
対処法
上記の通り、トコジラミを発見した時には、弱点である熱による対処がおすすめです。
具体的な方法としては、スチームクリーナーによる駆除があります。
スチームクリーナーは、高温の蒸気の力で、キッチンや床の掃除やそれらの除菌に使う掃除用具です。
殺虫剤で殺すことのできない卵も、スチームクリーナーの熱によって殺すことができます。
卵に蒸気が当たると、中身が沸騰して死んでしまいます。
スチームクリーナーは、体に無害で、非常に高温でもないので手軽に使うことができるのでおすすめです。
まとめ
ここでは、トコジラミの弱点と対処法についてご紹介しました。
トコジラミは一度発生したら厄介な生き物です。
またトコジラミの雌は成虫した後に卵を1日2~5個のペースで産卵します。
そして、それらの卵は、1週間ほどで孵化します。
何も対処せずに放っておくと、自分の身の回りにはトコジラミがたくさんいるという状況になりかねません。
したがって、見つけたときには上記の方法でいち早く対処する必要があるでしょう。
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いざというときにお役立て頂ける、害虫に関する
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毎週月・金曜・随時更新 お楽しみに!
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