南京虫はトコジラミとも呼ばれ非常に厄介な生き物です。
腕や首回りといった周りの人からよく見える場所に、何か所も刺す虫です。
南京虫に刺されると赤く腫れあがり、かゆみは眠れないほどになることもあるようです。
さらに、南京虫は一旦繁殖すると駆除が困難となり、多大な労力や費用がかかることになります。
また、生息場所をどんどん拡大していき、家族のほか親戚や友人等親しい人に被害が拡大することも考えられます。
今回の記事では、南京虫の予防についてご紹介します。
目次
南京虫の主な生息場所は?
南京虫は、暗く、温かく、狭い箇所を好んで住み着きます。
環境が清潔か不潔かどうかは全く関係ありません。
室内では例えば、ベッド(ベッドフレームのネジ穴や木の割目、ふとん、マットレス、枕など)、その他の家具(タンス、テーブル、いすなどの木の割目や継ぎ目、ネジ穴など)、カーテン(上部の折り目の部分など)、電気製品(コンセントやスイッチのソケットの中など)エアコンと壁の隙間、壁の下部の巾木、天井の隅などあらゆる家具・建物の隙間を利用して集団で生息します。
南京虫の繁殖を防ぐために、日ごろからこまめに掃除することが重要です。
どこからやってくる
南京虫は主に人や物と一緒に運ばれて、生息範囲を拡大します。
海外からの旅行客や荷物などと一緒に国外から入ってくることが考えられます。
また国内でも、衣服やカバンなどに紛れ込んだ南京虫を自宅へ持ち帰ってしまうケースが多いです。
具体的な南京虫の予防方法
上に挙げたように、いつ南京虫が持ち込まれるかはわかりません。
よって、日常的に南京虫の発生の有無を点検して、発見した場合にはすぐに対処して、繁殖を防ぐことが大切です。
発見した時の駆除の方法としては、主に二つあります。
*加熱による駆除
南京虫の弱点は熱です。
南京虫が付いている可能性のあるシーツや衣類を熱湯で洗濯したり、スチームアイロンをかけると有効です。
*殺虫剤による駆除
南京虫は、市販の殺虫剤では駆除できない厄介な生物です。
南京虫専用の薬剤を散布する必要があるので、業者に頼むのが一番手っ取り早いでしょう。
まとめ
ここでは、南京虫をどう予防すればいいかについてご紹介しました。
最も大切なことは、早期に発見して駆除することです。
日々の生活の中で、南京虫の存在を疑い、こまめに掃除をするだけでも、予防として大きな役目を果たすでしょう。
南京虫の駆除を業者に依頼したいとお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
いざというときにお役立て頂ける、害虫に関する
知って得する情報【知っ得】の連載をしております。
是非ご覧ください。
毎週月・金曜・随時更新 お楽しみに!