海外へ旅行したときに、旅先のホテルで虫に刺されたことはありませんか?
一見綺麗なベッドやソファにも、ダニやシラミが生息していることがあります。
近年、海外に生息する「トコジラミ」という害虫を日本に持って帰ってきてしまうケースが増えています。
旅行先からトコジラミを持ち帰ってしまった場合、今度は自分の家でトコジラミと生活しなければなりません。
「折角の楽しい旅行も台無しだ。」そんな思いはしたくないですよね。
そこで、旅行先からトコジラミを持ち帰らない対策をご紹介したいと思います!
目次
トコジラミはどんな虫?
トコジラミは日本語では「南京虫」といい、吸血性の害虫です。
血を吸われると激しい痒みに襲われ、ひどい場合は発熱を伴うこともあります。
昔に比べ見かけることは減っていましたが、近年は海外旅行者が増えたことで、国内での被害が報告されています。
その経路は海外から日本への旅行者が持ち込むケースもありますが、逆に日本の旅行者が海外から持ち帰ってくるケースも増えました。
トコジラミの被害に遭わないためにも、しっかり対策することが大切です。
トコジラミを持ち帰らないためには
トコジラミは衣類や荷物に付着して、旅行先から自宅にやってきます。
旅行先で刺されるのは仕方ないにせよ、自宅でも刺されたくはないですよね。
トコジラミを持ち帰らないために、旅行先で気を付ける5つのポイントがあります。
ベッドやソファは念入りにチェックする
ベッドやソファの表面は綺麗に掃除されていることがほとんどです。
しかし、マットレスの端や四隅を確認してみると、トコジラミの卵や成虫が見つかることもあります。
目立たない裏側も要チェックです。
トコジラミの血糞をみつけたら部屋を変える
トコジラミは、吸った血を血糞として排出します。
そのため、トコジラミの糞は黒い色をしていて、目視で見つけることができます。
もしホテルでトコジラミの血糞を見つけたら、部屋を変えてもらうようにしましょう。
荷物はベッドやカーペットに直接置かない
ベッドやカーペットにはトコジラミが生息していることがあります。
そこに直接荷物を置くと、荷物にトコジラミが付着してしまうかもしれません。
できるだけ、ラックや机に置くようにすることで、トコジラミが荷物に入り込む可能性を下げることができます。
鞄などはビニール袋に入れて、口をしっかり縛っておくのも効果的です。
部屋を暗くせず、浴室の電気をつけておく
トコジラミは光を嫌う「負の走光性」で、暗くなってから活動します。
人や動物などが呼吸時に吐く二酸化炭素に察知し、近寄ってきて吸血をする害虫です。
部屋の電気をつけたまま就寝することで、トコジラミが活動するのを防ぐことができます。
また、旅行先では電気をつけた浴室に荷物を置いておくのもよいでしょう。
トコジラミの嫌がる匂い(忌避剤)を使用する
トコジラミには嫌いな匂いがあります。
樟(クス)の木から取れる、防虫効果のある成分樟脳(しょうのう)です。
詳しい内容は以下の記事を確認ください。
そんなトコジラミが嫌がる匂いの成分を商品にしたスプレーがあります。
携帯用トコジラミ忌避スプレーBed-Bug Buster travelは、手持ちのカバンに入るサイズなので便利です。
自分の睡眠スペースの安全を確保する為にも、旅行バッグの中にぜひ携帯してください!
まとめ
海外からトコジラミを持って帰らないために、5つの対策をご紹介しました。
少し気を付けるだけで、被害にあう可能性は減らせます。
ぜひ参考にしてみてください!